【本日首都圏再発売】12月からは東海・北陸・近畿でもパカッとフワッとできる! 本物レモンスライス入り『未来のレモンサワー』の勢いが止まらない!
画期的なフルオープン缶で、本物のレモンスライスが浮かび上がる"世界初"のレモンサワー『未来のレモンサワー』。好評を受け、11月19日から首都圏・関信越エリアで、また12月17日からは、初の東海・北陸・近畿エリアでの限定発売が決定しました!【開発者インタビュー付き】
首都圏・関信越エリアは約3ヶ月でまた飲める! 東海・北陸・近畿エリアのみなさま、もうあとちょっとでパカッとフワッとできます!
パカッとフルオープンで本物レモンスライスがフワッ。そんな画期的サワー缶『未来のレモンサワー』が2024年6月11日に、首都圏・関信越エリアの1都9県にて数量限定発売されました。ところが、各方面で早々に売り切れ状態に。製造上、大量生産ができないながらも(詳細は後述のインタビュー記事に記載)、8月に限定再発売されていました。
そして今回・2024年11月19日から、首都圏・関信越エリアの1都9県で、再び限定発売されることになりました。さらに、12月17日からはなんと、初めて東海・北陸・近畿の2府11県でも、限定発売されることが決定しました!
缶を開けたらすぐ飲めるだけじゃ物足りない! RTDの停滞ムードに新風を吹き込んだ、五感で楽しむ『未来のレモンサワー』
RTD(「Ready to Drink」の略で、購入後そのまま飲用可能な缶チューハイなどを指す)市場は、1980年代に家庭用チューハイが登場して以降、特に2000年代前半、酒類総消費量が伸び悩んだ中でもマーケットを拡大させてきた。レモン・グレープフルーツなどの果汁系を中心に、消費者の嗜好の多様化に伴い、さまざまなフレーバーや高果汁、プレミアムシリーズなどラインアップは幅広くなっている。
RTDの中で最も多いフレーバーはレモンで、これまで右肩上がりで成長してきたが、近年は停滞気味となっていた。そのような市場環境の中、風穴を開けるべく2024年6月11日に新登場したのが、レモンの味わいや香りだけでなく、視覚や食感など五感で楽しむ全く新しいレモンサワー、アサヒビール『未来のレモンサワー オリジナルレモンサワー/プレーンレモンサワー』(345ml缶・税込298円・2024年11月19日発売/12月17日発売)だ。
『未来のレモンサワー』を五感で楽しむポイント
アサヒビール独自の「フルオープン缶」を使用し、蓋を開けると炭酸とともに本物のレモンスライスが浮き上がってくるのが最大の特徴の『未来のレモンサワー』。五感で楽しむポイントは以下の通り。
1.聴覚:「パカッ!」と鳴り響くフルオープン缶の開栓音。
2.視覚:蓋を開ける本物のレモンスライスが浮かび上がってくる。
3.嗅覚:本物のレモンスライスがしみ込んだ果実そのままの香りが立ちのぼる。
4.味覚:本物のレモンスライス入りだからこそ感じられる自然な酸味と甘味、そして苦味。レモンの熟成度合いによって異なる味わい。
5.触覚:レモンスライスをかじると、レモンの味わいが口の中に広がる。
開発者いわく「缶の中に固形物を入れることが、ビールやRTDでは前例がなかった」
ここからは、アサヒビール株式会社 新ブランド開発部の山田秀樹氏に製品の狙いと苦労した点について伺った。(取材:2024年6月)
「事前の消費者調査において、本物のレモンスライスが入ったサワーへの生活者ニーズが顕著であることが確認できていた一方で、缶の中に固形物を入れることがビールやRTDでは前例がなく、原料調達や製造障壁のハードルが非常に高かったことから、商品化するまでに大変苦労しました」(山田氏)
糖・香料不使用でシンプルさを極めた『未来のレモンサワー プレーンレモンサワー』
『未来のレモンサワー プレーンレモンサワー』(345ml缶・税込298円・2024年11月19日発売/12月17日発売)は「オリジナルレモンサワー」(アルコール分5%/果汁5%)と、サワー液に糖・香料不使用でレモンの自然なおいしさが味わえる「プレーンレモンサワー」(アルコール分5%/果汁3%)の2品種を展開。
「テスト販売を経てお客さまより頂いたお声の一部には、『居酒屋で飲むような、甘くないレモンそのものを楽しむスッキリとした味わいとはギャップを感じた』というものがありました。
果汁味たっぷりを期待されるお客さまと、レモンそのもののスッキリとした味わいを期待されるお客さまが本物果実入りの商品へ期待されている香味であることを把握し、糖・香料不使用のサワー液によりレモンの自然なおいしさが味わえる『プレーンレモンサワー』を開発し、2アイテムで展開することにしました」(山田氏)
レモンスライスそのままの味わいを楽しんでもらうことにこだわり、レモンスライスから抽出される味わいの経時的変化を考慮しながら、製品全体として最適な香味バランスを模索して開発したという。
大量生産は難しい!? 『未来のレモンサワー』の想像以上に大変な製造工程
山田氏によると、"世界初"※1となる本物のレモンが入ったフルオープン缶のレモンサワーは、製造に大変手間がかかるのだとか。
※1:フルオープンかつレモンスライスが入った世界初の缶チューハイ(2022年12月M intel社データベース及び独自調査による同社調べ)
「例えば、今回、レモンスライスを自動で缶へ挿入する設備もゼロからつくりました。ロボットがレモンスライスを1枚ずつ掴んで缶に装入するのですが、レモンの大きさや形が少しずつ異なるので、なかなかうまく制御できず、量産化を実現させる速度で正確に装入できるレベルにするまで時間を費やしました」(山田氏)
その結果、全国販売規模の大量生産ができないため、販売エリアを1都9県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県、茨城県、栃木県、群馬県、新潟県、長野県)に限定してきたという。
『未来のレモンサワー』を飲んでみた!
「オリジナルレモンサワー」からいただこう。パカッ!と開栓すると思いのほか快音が鳴って、フルオープン状態に。炭酸と一緒にレモンスライスが上ってくる。飲み口が広いからレモンもよく見える。レモンの種も入っている。鼻を近づけると自然な香りがする。
レモンの爽やかな酸味と共に、レモンピールのほろ苦い味わいも合わさってレモンそのものが味わえる。炭酸・アルコール共に強すぎず飲みやすい。レモンスライスも食べたが、おいしかった。少しかじって、飲んで、またかじってみたりして楽しんだ。なお、100ml当たりの糖質量は5.4g。
次に「プレーンレモンサワー」だが、甘みを抑えたドライ感のある自然な味わいだ。100ml当たりの糖質量は1.0gなので、より糖質を控えたい人(とき)はこちらが良さそうだ。スライスレモンはオリジナルよりも味は薄く感じたもののおいしくいただけた。
色味を見せるために敢えてグラスに空けてみた
二種類飲んでみて、これは新しい缶入りレモンサワーの楽しみ方だと思った。本物のレモンインRTDレモンサワーを知ってしまったら、もうそれ以前には戻れないかもしれない。それくらい新鮮でほんのちょっと幸せな気分になれた体験だった。
限定ではなく通年で、全国で飲める「未来」に期待!
手間がかかる製法だと開発者インタビューで教えてもらったのだけれど。今回の再発売でさらなる大反響があったら、「いつでもどこでも気軽にパカッとレモンスライス体験」というRTDレモンサワーの「未来」が現実になるかもしれない。そんな日を心待ちにしたい。
製品サンプル提供●アサヒビール
お酒は二十歳になってから
(この記事は2024年6月の記事をもとに、最新情報を追加して再編集しました)
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