愛川町 外国籍窓口リニューアル 通訳・相談業務に対応
愛川町は、外国籍の来庁者が安心して住民手続きなどを行えるよう、町役場に独立した通訳窓口「外国人支援コンシェルジュサービス」を開設した。
町によると、町内には3736人(5月1日現在)の外国籍住民が居住。全人口に占める割合が約1割(9・50%)と県内トップクラスで、国籍も約50カ国と多岐にわたるという。
外国籍住民の利便性向上に向け、町ではこれまでにポルトガル語、スペイン語、英語での相談対応や通訳ができる専門職員2人を配置した外国籍住民相談窓口を役場1階の住民課内に設置していた。しかし近年はマイナンバー業務の増加などで住民課を訪れる外国籍住民が増えたこともあり、さらに利用しやすい窓口サービスに向けて独立スペースとしてリニューアルした。
窓口の利用者からは、「落ち着いた場所で話を聴いてもらえるのでうれしい」「独立したスペースで通訳職員が近い位置で待機しているので、声を掛けやすくなった」と好評という。町住民課では「言語の違いにより役場での手続きに苦労されている外国籍住民の方々に、ぜひ利用してもらいたい」と呼び掛けている。