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ジュビロ磐田、前節負傷交代のDF江崎巧朗「もう大丈夫」大分トリニータ戦に向けMF倍井謙は「結果にこだわる」

アットエス


ジュビロ磐田は4月25日、ホームのヤマハスタジアムで大分トリニータと対戦します。4月20日のブラウブリッツ秋田戦の前半に負傷交代したDF江崎巧朗選手は軽傷だったようで、4月23日の練習で完全合流して“宿敵”との一戦に向けた意気込みを語りました。

また、ヤマハスタジアムでの試合で通算5戦3発のMF倍井謙選手に9試合ぶりゴールの期待が懸かります。

DF江崎巧朗「大分は宿敵。たたきたい」

-けがの状態は。
もう大丈夫です。

-打撲だったんですか。
そうです。ジャンプとかが、ちょっと時間がたたないと難しかったので、(メディカルスタッフと)相談したら、ちょっとこれは交代しておこうとなりました。

無駄な(交代枠)1枚を使ってしまったんですけど、あそこで出続けるよりは…。みんながやってくれることを信じて、自分も回復することに努めようという感じでした。

-チームでただ1人のフル出場が止まったことは残念でした。
そこは、そんなに気にせず。

-アウェーの成績が良くないです。秋田戦の反省点は?
前半あれだけ風上にいて、押し込んでいる時間も結構長かったので、そこで最後の質だったり、アイデアだったり、もう一つ何か変化がないとなかなか得点を取れないと思うので。

立ち上がりからもっとゴールに対してのアクションは、もう少し強気で出していかないといけないかなとは思います。

ー(後方からジョルディクルークス選手が声をかけ)全然試合に出ていないのに、何をそんなに話しているんだよ。
(笑)

-失点は連係ミスのような形でやられました。
シンプルに声を掛けるとか、準備を早くしてその1本のパスにこだわるとか、そういうところを90分間通してやり続けないと。本当にああいう小さいミス2つ、結構でかいミスではあるんですけど、そういうところで集中して、そういう隙を作らないようにしないと、なかなか連勝だったりというところに繋がってこないと思います。それはミーティングでも監督も言っていたので、練習からやっていくしかないかなという感じです。

-大分戦から連戦となります。
連戦は割と好きな方。試合ばかりで改善の練習をする時間はなかなかないですけど、公式戦だからこそチームとして成長できるところもあると思う。それをいかに自分たちから作れるかっていうところをもっと考えて、プレーでしっかりとやっていきたい。

アウェー連戦もあると思うので、そこもしっかり勝ち切って、こっちに帰ってこられるようにやっていきたいです。

-連戦が好きな理由は。
休みすぎるよりは…。ずっと試合をやって、その試合の回復をして、練習してというぐらいの方が割とコンディションが上がったりするときもあるので。

夏のめちゃくちゃ暑い時はさすがにきついですけど、このぐらいの時期だったら。すごいフレッシュな選手もいるので、もしかしたら連戦がゆえにチャンスが回ってくる選手もいるかもしれない。

それが良い変化となれるように、みんな多分いい準備をすると思うので、それも含めて連戦はいい期間になるかなと思います。

-(熊本時代の)昨年対戦した大分のイメージは。
九州ダービーという熱のある試合だったし、個人的にも大分は宿敵なので。勝ったり負けたりだったので、これもしっかり勝って、違うチーム(昨年までロアッソ熊本に所属)ですけど、個人としては大分はちょっと叩きたいです。みんなとちょっと違う気持ちも入っている感じです。

-九州にいっぱいチームがありますけど、その中でも大分は違うんですか。
熊本の人はそこは熱を持っていて、ホームもアウェーも結構熱い試合になります。その熱を個人的に持ってやっていきたいです。

MF倍井謙選手「チャンスの母数増やせている」

-秋田戦はジョルディクルークス選手が5本のシュートを放つなど、いつもと少し違う攻撃だったかと思いました。秋田対策などはあったんですか。
秋田に対し、やりづらさは特にはなかったですし、チームとして戦術的にそんな変わったことはないのでいつも通りだったかと。

対戦相手も、毎回対峙する相手も全然違うし。もちろん、この間の試合は本当にロングボールの処理が僕らが勝利するためのキーだったんですけど、そこがやっぱり後半はできなかった。もったいない失点の仕方をしてしまったので、もう本当に課題が残る試合になっちゃったのかなと思います。

-今後も秋田のように独特の戦術を採るチームと対戦することがあると思います。反省点や対策などは。
うちは(ボールを)握るチームで、向こうは遠くに蹴るチームで、前半は僕らが支配し続けることができたんですけど、後半はあそこまで形勢が変わってしまうっていうのはサッカーの難しさでもある。

僕らが90分通してやらなきゃいけなかったことができなかった結果があれに繋がってしまった。今後もそういう相手は出てくるかなとは思うので、今回負けて得たものを次に生かせるようにしたいなと思います。

-ゴールキックからの失点は一番悔しいですよね。
そうですね。パス1本でやられてるので、難しいスポーツではあるんですけど、やっぱりああやって簡単にゴールまで結びつけられるスポーツでもあるので、本当に準備のところが大事かなと思いました。

-大分戦から連戦です。昨年までとは違った倍井選手を見せてほしいです。
そうですね。やっていく中でチームの関係性やコンビネーションのところは徐々には良くなっていると思うし、あとはチャンスの母数を増やすところは、だんだんできてきてはいる。

(秋田戦は)前半もチャンスはいっぱいありましたし、後半もあった中で、やっぱり攻めきれてないのがああいう結果になってしまっている。そこを自分も口酸っぱく言っていますけど第一人者となれるように、結果にはこだわっていきたいと思っています。

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