自炊だけじゃない。「食費が少ない人」が“手づくりしないもの”【5人家族・食費2万円台の達人に学ぶ】
食費を抑えるには自炊が必須ですが、なんでも手づくりするのが正解だとは思いません。献立によっては、「買う」選択が時短・節約につながる場合もあります。ここでは、5人家族・月の食費2万円台でやりくりするわたしが「手づくりしない」3つのおかずをご紹介します。
手づくりしない1.ピザ生地
宅配ピザは高いので、わが家にとってピザは”手づくりするもの“です。なんだか矛盾しているような感じもしますが、イチからつくるわけではありません。
ピザ生地は業務スーパーの冷凍品を活用。5枚入りで300円程度とかなり安いので、材料費やつくる手間を考えると買う方がお得です。
好きな具をのせてオーブントースターで焼くだけなので、時間がないときでもすぐに出せます。
手づくりしない2.お弁当用のおかず
娘のお弁当を週2回つくっているのですが、おかずは冷凍食品をフル活用しています。ウインナーやたまご焼きくらいはつくりますが、その他はほぼ冷凍品です。
今のところは毎日つくるわけではないのと、娘のぶんだけでいいので、手間を考えると冷食の方が手間も省けて安上がり。
賛否あるかと思いますが、娘はこの方が完食してくれるのもあって、冷凍おかずを多用しています。
手づくりしない3.焼き鳥
ときどき、無性に焼き鳥が食べたくなることはありませんか?
焼き鳥って、手づくりするとものすごく手間がかかるんです。1本ずつ串打ちしなければならないし、お肉も切らなきゃいけない……。手間や工程の多さを考えると、「買う方が安い」と感じます。
食べたいときは、近所のお肉屋さんで売ってる1本90円の焼き鳥を購入。しょっちゅう食べるわけではないので、わが家にとって焼き鳥は100%“買うもの”です。
もっとコストを抑えたいときは、業務スーパーの冷凍焼き鳥を買ってきて調理することもありますよ。
オール手づくりじゃなくてもいい
大切なのは、「自炊を続けること」。そのためには、手間や工程を省いてラクをすることが一番なんです。
オール手づくりにこだわっていた頃よりも、市販品を活用している今の方が無理なく食費を抑えられています。
ときには「買う」選択もしながら、家計をうまくやりくりしていきましょう。
※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費はお米代・お菓子代別です。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア