パワリフ世界マスターズで銅メダル
バーベル3種目の合計で競うパワーリフティングの世界マスターズ選手権大会(10月5〜13日、南アフリカ)で、片浜町の介護福祉士、秋山克己さん(62)=パワーハウス赤穂=が60代男子120キロ級で3位。種目別と合わせて計4個の銅メダルを獲得した。
秋山さんは従来の105キロ級から階級を一つ上げてエントリー。スクワット170・0キロ、ベンチプレス175・0キロ、デッドリフト175・0キロの合計520・0キロを記録した。ベンチプレスでは60代男子120キロ級の日本新記録をマークした。
大会期間中、持病で膝の状態が悪化して本調子ではなかったが、「その状態で力は出し切った」と秋山さん。「年齢を重ねるにつれて体力が厳しくなっている」と苦笑しつつ、「年代別の日本記録更新を目標に競技を続けたい」と意欲を話した。