ゴミ拾いスポーツ「スポGOMI2025」福岡ステージ 優勝は小倉在住の社会人チーム【北九州市小倉北区】
「SPOGOMI WORLD CUP 2025」の日本国内予選大会「スポGOMI ワールドカップ 2025 福岡STAGE」が9月21日、小倉北区の堺町公園周辺で開催されました。
スポGOMIは「スポーツ×ごみ拾い」の略で、3人1組のチームを結成し制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツです。
福岡ステージには、計16チーム・48人が参加。福岡県代表に輝いたのは、地元小倉の社会人「全回転はマスト事項」チームでした。
旦過市場周辺で開催 集められたごみの総量は56.5キロに
今回の福岡ステージでは、”海ごみの8割は街ごみから”ということで、海岸ではなく街中でのゴミ拾いを実施。「福岡県内ならば、二度の大火に見舞われた小倉北区の旦過市場を元気づけるのが良いのではないか?」との声から、市場の周辺での開催となったといいます。
同大会で集められたごみの総量は56.5キロ。スタート当初はそこまでごみが散らかっているように見えませんでしたが、自動販売機の裏や横など隠れたところに沢山のごみが落ちていたのだそう。
競技の結果、地元小倉の社会人で構成された「全回転はマスト事項」チームが、ごみ総量12.9kg・1798ポイントを獲得して優勝。同チームは、東京都内で開催予定の全日本大会に進出し、日本を含め世界30カ国の代表が集う「スポGOMI ワールドカップ 2025」への出場を目指します。
世界大会「スポGOMI ワールドカップ 2025」は、国や世代を問わず海洋ごみの削減活動に参加する機会を日本から創出し、海洋ごみ削減の世界的ムーブメントにつなげていくことなどを目的としています。
スポGOMIや大会の詳細は一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブのホームページで確認できます。
※2024年9月29日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)