NPB初!西武が北海道美唄市で三軍夏季キャンプ、酷暑避けて北の大地で体力強化
8月1日から12日まで美唄市営野球場で実施
西武が8月1日から12日に北海道美唄(びばい)市にある美唄市営野球場で三軍の夏季キャンプを実施する。夏に北海道でキャンプを張るのはNPBで初めて。練習日程や参加メンバーは決まり次第発表される。
選手の練習時間を長く確保したい球団の意向と、冷涼な気候の中でスポーツを契機に地域活性化を図りたい美唄市の希望が一致して実現した夏季キャンプ。青木智史三軍総合コーチを筆頭に田邊徳雄、鬼﨑裕司、木村文紀ら各三軍野手コーチで約25人の選手をサポートする。体力強化のほか、練習試合も予定しているという。
西武は最下位に終わった昨オフ、広池浩司球団本部長が就任し、球団本部を大幅に刷新。外部コーチの招へいやコーチングスタッフの再編成、データ戦略などの専門スタッフを増員するなど常勝軍団復活へ様々な施策を行っている。その一環として、今夏NPBで初めての取り組みが実現。体力強化、戦力底上げにどんな成果が出るか注目だ。
■広池浩司球団本部長
「今回のキャンプに参加を予定しているのは、プロ野球選手としてまだ体が十分にできていない選手が大半です。この夏場にしっかり鍛え抜くことで、プロの世界で1年間を戦い抜くための体力を作ってもらいたいと思います。近年は酷暑が続くなかで、北海道という過ごしやすい気候のなかでも、美唄市という自然豊かな環境は、野球に集中できる環境があります。美唄市の皆さまの手厚いサポートもいただきながら若獅子たちは、これから一軍で活躍できる力を身に付けてくれることを期待しています」
【関連記事】
・北海道がキャンプのメッカに?Jリーグ秋春制移行でセレッソ大阪が東川町で夏季キャンプ
・センバツ準V右腕の西武・山田陽翔がプロ初登板で無失点、開幕4連敗もキラリと光る若獅子たち
・村田怜音は西武の救世主となるか?196センチの大砲候補がキャンプで猛アピール
記事:SPAIA編集部