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『ガンダムSEED FREEDOM ZERO』福田監督「僕の作業はほぼ終わってます。20年前に作ったから」『SEED FREEDOM』特別版上映第2弾 記念舞台挨拶はファンの期待が膨らむエピソード満載!

PASH!

 11月1日(金)より『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』の特別版上映第2弾が開始。同日にグランドシネマサンシャイン池袋にて記念舞台挨拶が実施されました。本記事では舞台挨拶レポートをお届けします。

 2024年1月26日(金)より公開され、『ガンダム』シリーズ劇場公開作品の中で歴代No.1興行収入を記録した『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』。全国の熱烈なファンの劇場再上映の要望に応え、先日9月20日(金)より約500カット以上がアップデートされた『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』特別版上映第1弾が期間限定で公開され、本作の興行収入50億、観客動員数300万人を突破しました。

 本イベントには、保志総一朗さん(キラ・ヤマト役)、福田己津央監督、仲寿和プロデューサーが登壇。ファンへの感謝の思いや公開後の反響、ファンの間でも第2弾はどのキャラが出演するのかと話題になっていた監督書き下ろしのエピローグカットについても語りました。

『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』特別版上映第2弾記念舞台挨拶レポート


 『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』特別版上映第2弾に期待を寄せるファンが集まる中、イベントが始まると完全新規映像による特別版映像が上映! 『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ZERO』の制作決定がサプライズで発表されるとた。ファンからは大きな歓声と拍手が上がりました。

 そして、大歓喜の会場にキラ・ヤマト役の保志総一朗さん、福田己津央監督、仲寿和プロデューサーが登壇すると、本格的なトークの前に早速映像について触れ、福田監督が「僕の作業はほぼ終わってます。なぜかというともう20年前に作ったから」と期待をさらに膨らませるような言葉を発するとともに、今回の発表がファンの応援あってであることに触れ、感謝の言葉を述べました。

 そして、トークセッションが始まって最初の話題は本作が興行収入50億、観客動員数300万人を突破したことの感想について。保志さんは福田監督と同じようにこの結果がファンの応援であることに触れつつ、自身が安心感や達成感を感じたことなどを語ると、仲プロデューサーは「お客さんのおかげとはこういうことなんだと経験させていただきました」福田監督は「(本作を)皆さんと一緒に作り上げてきた結果だと思いますので本当にありがとうございます」と同意しました。

 そして、続く特別版第1弾のエピローグカットに対する感想に話題が移ると、保志さんが仲がより深まったキラとラクスのアフレコをラクス・クライン役の田中理恵さんと一緒にいる状態で行えたことの喜びを語る中、福田監督がラクスのセリフ「エッチですわね」を引用して会場を沸かせます。「“キラに甘めに”と言ったような気はします」と福田監督が振り返った同シーンは、仲プロデューサー曰くその内容について観客を信頼しつつも難度か相談を行ったとのことで、監督からは元のシナリオからカットされた部分があるという制作秘話も披露。また、アフターカットポストカードの手前の内容だそうで保志さんが会場に想像で保管してもらうよう呼び掛けるも、特別版上映第2弾が始まってしまうことから福田監督は「生殺しだな……」「どこかでシナリオ出しちゃおうかな」とファンサービスの精神を見せていました。

 そして、いよいよ観客も待ち望んだ『ガンダムSEED FREEDOM ZERO』の話題に映ると、福田監督からは本作が『SEED FREEDOM』のヒットにより実現した作品であると同時に、絵コンテは『SEED FREEDOM』より古いものが存在し、最古では20年前のものがあることを明かすと会場にも驚きが広がります。

 また、本作は『SEED FREEDOM』ありきの企画であると同時に、映画への繋がりに関する部分もできていることを言及。MCが「今度は20年待たなくていいんですか?」との質問で会場の笑いを誘うと、監督も笑いながら「アフレコは撮り終わってますからね」と回答。『ガンダムSEED』シリーズへの期待がさらに高まるやり取りとなりました。その他、『ガンダムSEED DESTINY』の後の時系列であることに触れ、福田監督がキラの精神状況を心配すると保志さんが「幸せそうでしたよ?」と返し、会場を和ませました。

 そして、ここでサプライズとしてキャストのお手紙をMCが代読。本作にかかわれたことへの喜びと深い感謝を綴ったシン・アスカ役の鈴村健一さん、オリジナル版の舞台挨拶時にアスランの誕生日の話が出た際に正直ピンと来ていなかったことを告白しつつアスランとしてのお礼も書いたアスラン・ザラ役の石田彰さんによる手紙が読み上げられると、いよいよイベントも終了の時間に。

 保志さんが「どちらかというとファンを代表して……」と前置きしつつ、今回のエピローグについて「面白かったです! この意味は見ていただけたらよくわかるんじゃないかと思うので、ぜひ楽しみにしていてください!」とファンの期待が高まるメッセージを送り、大盛況のイベントを締め括りました。

『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』特別版 上映概要


【公開時期】

特別版 第2弾:11月1日(金)~11月14日(木)

【スタッフ】

企画・制作:サンライズ

原作:矢立肇、富野由悠季

監督:福田己津央

脚本:両澤千晶、後藤リウ、福田己津央

キャラクターデザイン:平井久司

メカニカルデザイン:大河原邦男、山根公利、宮武一貴、阿久津潤一、新谷 学、禅芝、射尾卓弥、大河広行

メカニカルアニメーションディレクター:重田 智

色彩設計:長尾朱美

美術監督:池田繁美、丸山由紀子

CG ディレクター:佐藤光裕、櫛田健介、藤江智洋

モニターワークス:田村あず紗、影山慈郎

撮影監督:葛山剛士、豊岡茂紀

編集:野尻由紀子

音響監督:藤野貞義

音楽:佐橋俊彦

主題歌:西川貴教 with t.komuro『FREEDOM』

エンディングテーマ:See-Saw『去り際のロマンティクス』

製作:バンダイナムコフィルムワークス

配給:バンダイナムコフィルムワークス、松竹

【キャスト】

キラ・ヤマト:保志総一朗

ラクス・クライン:田中理恵

アスラン・ザラ:石田彰

カガリ・ユラ・アスハ:森なな子

シン・アスカ:鈴村健一

ルナマリア・ホーク:坂本真綾

メイリン・ホーク:折笠富美子

マリュー・ラミアス:三石琴乃

ムウ・ラ・フラガ:子安武人

イザーク・ジュール:関智一

ディアッカ・エルスマン:笹沼晃

アグネス・ギーベンラート:桑島法子

トーヤ・マシマ:佐倉綾音

アレクセイ・コノエ:大塚芳忠

アルバート・ハインライン:福山潤

ヒルダ・ハーケン:根谷美智子

ヘルベルト・フォン・ラインハルト:楠大典

マーズ・シメオン:諏訪部順一

アウラ・マハ・ハイバル:田村ゆかり

オルフェ・ラム・タオ:下野紘

シュラ・サーペンタイン:中村悠一

イングリット・トラドール:上坂すみれ

リデラード・トラドール:福圓美里

ダニエル・ハルパー:松岡禎丞

リュー・シェンチアン:利根健太朗

グリフィン・アルバレスト:森崎ウィン

ギルバート・デュランダル:池田秀一

(C)創通・サンライズ

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