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編集者水野 隆さん 「漫画」世界一楽しめる街へ 二子で16日、PRイベント

タウンニュース

過去に開かれた「本とマンガ祭り」の様子=提供写真

高津区の市民参加型提案制度「まちの企画室」で漫画や本にまつわる企画を手掛けてきた編集者の水野隆さんが3月16日(日)に「本とマンガ祭り」を開催する。実際の本や漫画に触れる機会を通して読書への親しみや創作の楽しさを地域に広めようというこの催し。水野さんは、多くの来場を呼び掛けている。

二子新地駅最寄りの「駄菓子の木村屋」(二子2の8の8)で3月16日(日)の午後1時から5時まで開かれる「本とマンガ祭り」。当日は、出版社に勤務し漫画や本、雑誌記事などを数多く手掛ける編集者の水野隆さんが中心となり企画した様々なプログラムを用意。市内在住の漫画家が1ページマンガの書き方を教える「マンガ道場」(予約優先、先着順受付)のほか、編集者とイラストレーターが参加者と即興で漫画を制作する「共創パフォーマンス」などが行われる予定。また「創作活動が子どもの成長や学びにどう寄与するのか?」を、漫画家や図書館司書、さらに会場となる「駄菓子の木村屋」の木村憲司オーナーらが語るトークショーなども実施される。

多岐に及ぶ活動、実践

かつて高津区内に住んでいた水野さんは、区の市民参加型提案制度「まちの企画室」に参画。昨年は、その一環となる「大山街道まちのマンガコンテスト」のプロジェクトリーダーを務めるなど高津区を「漫画を創ることを世界一楽しめる場所」にするため多岐に及ぶ活動を実践してきた。

読書、創作の楽しさ知って

その一方「最近では、高津駅前にあった書店さんがなくなるなど、地域住民が実際の本や漫画に直接触れる機会が減っている」と近況を憂い、地域の漫画家やイラストレーターと一緒にPRイベントを行うことの意義を説明。「読書や創作の楽しさを地域の人たちに知ってもらえれば」とした上で「本や漫画に直接触れる機会や、自ら創作し、その作品を互いに見せ合う場を、街全体で増やしていきたい」などと目標を語っている。

「ぜひ、遊びに来て」

さらにイベント当日は、二子新地で5月にプレオープンする「シェア本棚」(棚主になると自分の好きな本を並べ、貸出し、販売が可能)の詳細発表や、自主出版物の作り方講座なども行われる予定。「誰でも楽しめる企画を沢山実施するので、ぜひ遊びに来てほしい」と呼びかけている。詳しい問い合わせなどは【メール】mmzznn@gmail.com

催しを手掛ける水野隆さん

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