大曽根小が創立60周年 12月20日記念式典
1961(昭和36)年に大綱小学校大曽根分校として開校し、65(昭和40)年に独立して開校した大曽根小学校(宮本雅司校長/児童数991人)がこのほど、創立60周年を迎えた。12月20日(金)には地域の人や学校関係者を迎え、児童の発表中心の記念式典を行う。
港北区のほぼ中央部、鶴見川沿いの閑静な住宅街に位置する大曽根小学校。65年9月、開校宣言を行った初代校長は岡田大吉氏、現・宮本校長で17代目となる。これまでに7472人の卒業生を輩出。学区は大曽根、大曽根台、樽町で、周辺は民家やマンションなどの住宅地。事業所や大規模な工場、スーパーがある一方、長く地域住民に密着し、親しまれている大曽根商店街がある。
開校当時は周囲は一面田んぼや畑。その後人口増加に伴う形で宅地化が進み、徐々に現在のまちの様相へと変化を遂げていった。2014年の創立50周年記念式典から10年。その間にも児童数が増加し、同校では19年3月に第三校舎を新設。その第三校舎に同年4月、家庭科室、図書館、メディアセンターが設置された。また21年には西側のフェンス設置工事が完了した。
宮本校長は「およそ1000人の大規模校の大曽根小学校には、子どもたちにも大人にも人の温かさが感じられる風土が根付いています。良き伝統を築き上げてくれた地域や学校関係者の皆様、歴代教職員の皆様に感謝を伝えたい」と話す。
12月20日は関係者を招待し、ささやかに記念式典を行う。午前9時15分開演。