【えっ】福岡最強ギョウザ「弐ノ弐(にのに)」で餃子を食べてみた → こんなハズじゃなかった
国内指折りのグルメシティ、福岡県。個人的には「北海道・福岡・石川」が日本三大グルメ処(どころ)だと思っているが、いかがだろうか? 知り合いは「山形説」を唱えているが、いずれにせよ福岡はとにかくメシがウマい。
つい先日のこと。福岡市に立ち寄った私は、事前にオススメされていた『弐ノ弐(にのに)』なる餃子店へと足を運んだ……のだが。店を出るとき私は率直にこう思っていた……「こんなハズじゃなかった」と。
・福岡最高
友人がいることや福岡空港からのアクセスの良さもあり、私は何だかんだ年1くらいで福岡に訪れている。目当てはやはりグルメで、天ぷらの「ひらお」も最高なら、もつ鍋の「もつ幸」も最高! ガチで福岡メシはレベルが高い。
そんな福岡メシ大好きっ子の私が今回ピックアップしていたのが『弐ノ弐』である。福岡グルメの1つとして知られる小ぶりな餃子をリサーチしていたところ、福岡県に在住歴がある砂子間記者が「弐ノ弐ですかね」とオススメしてくれたのだ。
聞けば「基本いつ行っても行列の人気店」であり、砂子間記者も「美味しいですよ!」と太鼓判を押してくれた。だったら行くっきゃない! というわけで、仕事の合間に『弐ノ弐』へと足を運んだ次第である。
・夜の営業がメイン
さて、ホームページによると『弐ノ弐』は福岡県を中心に20店舗以上を展開しており、珍しいところでは「大阪」「広島」にも出店しているようだ。また基本的にランチ営業は無く、夜がメインのお店らしい。
そんな中でも今回は、数少ない “昼から営業” を実施している「ソラリアプラザ店」へ。時刻は平日の16時頃と中途半端な時間であったが、それでも客席は半分以上が埋まっていた。さらに言えば妙に若い人が多い気が……?
で、まず注文したのは「焼餃子」で定価は1人前275円。……が、この時はハッピーアワー価格が適用され198円に! マジかよ!! じゃあ2人前にしちゃおう! あとは店員さんオススメの「コリコリ中華クラゲ(473円)」と「サクサク麻婆なす(495円)」も注文した。
・餃子ウマ!
まずやってきたのは名物の「焼餃子」で、パリッパリの焼き加減がいかにもウマそう! そして実際にウマい!! 小ぶりながら餡は濃厚系で、野菜の旨味も良く出ている。ガツンと効いたニンニクも最高だ。
こりゃ思ってたよりレベルが高いお店だぞ……と思っていたところ「コリコリ中華クラゲ」もマジでウマい! どうやら一般的なクラゲ(渦巻くらげ)ではない「象眼クラゲ」が使用されてるようだ。私、これ大好きなんです。
・ウソだろ
だがしかしクラゲよりも衝撃を受けたのが「サクサク麻婆なす」だ。『弐ノ弐』の麻婆茄なすはフリット系の揚げなすにひき肉の餡がかかっているオリジナリティ溢れる一品。そしてこれが……
信じられないくらいウマいッッッ!
サクサクの衣に包まれたジュワッと甘いナスと、黒酢(?)が効いた餡のコンビネーションは目を見開くウマさ! なすはマグマくらい熱いけどそれもいいじゃない!! こんなにウマい麻婆なす食ったことねぇぇえええ!
結果的に私が店を出るころ、脳内の大半は「サクサク麻婆なす」に支配されてしまっていた。当初は餃子しか頭になかったのに……こんなハズでは……!! 弐ノ弐、本ッ当に最高のお店でした。
なお、弐ノ弐はどちらかというと「中華居酒屋」的なイメージで、ビールと餃子しかない餃子専門店の系統では無かった。上質なウマさとリーズナブルさが相まって、若い人に人気があるのかもしれない。
とにもかくにも、弐ノ弐は福岡に訪れたら絶対に立ち寄るべき超優良店である! 「ひらお」「もつ幸」に次いで “福岡で絶対に行く店リスト” に追加された!! もし初めての方は「焼餃子」はもちろん、ぜひ「サクサク麻婆なす」をご賞味いただきたい。マジで飛ぶぞ?
・今回訪問した店舗の情報
店名 弐ノ弐 ソラリアプラザ店
住所 福岡市中央区天神2-2-43 B2
時間 11:00~22:00
定休日 無休
参考リンク:餃子屋「弐ノ弐」
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.