【2025年】人気のポータブルテレビおすすめ17選!選び方も解説
いつでも好きな場所でテレビ番組を楽しめるポータブルテレビ。防水タイプであればお風呂で楽しめるし、ワンセグチューナー内蔵タイプなら野外に持ち出すことも可能だ。人気の「パナソニック」に代表される大手家電メーカーから、1万円を切る手頃な売れ筋モデルも多数登場している。
ポータブルテレビが普通のテレビと違う点は、コンパクトかつ配線が不要のため、手軽に持ち運べること。昨今は視聴方法が変わってきたとはいえ、これまではテレビを見る時はその場所を動けなかったもの。だが、ポータブルテレビがあれば自分の部屋や好きな場所で、その時々の好みに応じてさまざまな視聴スタイルが実現できる。
しかし、ポータブルテレビに興味はありながら、機能の違いや何をチェックすべきか迷ってしまう人もいるだろう。今回は豊富な種類の中から、おすすめのポータブルテレビを厳選した。後半ではポータブルテレビの選び方も紹介。ぜひ、好みの1台を見つけて、新たなテレビライフを楽しんでほしい。
ポータブルテレビの解説
まずはポータブルテレビの「タイプ」や「メリットとデメリット」について解説する。家の中で持ち運んでの視聴に特化するのか、アウトドアやキャンプなどで野外に持ち出すことを考えているのか、防災用に備えるのかによっても、選択するモデルが変わってくる。購入してから後悔しないためにも、チューナー「内蔵型」と「分離型」の特徴や、メリットとデメリットに気をつければ、より満足いくものが選べるだろう。
ポータブルテレビのタイプについて
ポータブルテレビは、チューナーを介して地上デジタル放送の電波を受信し、テレビ番組を視聴できる。主に室内で使用する場合なら、モニターとチューナーが分かれている「分離型」がおすすめだ。フルセグ(地上デジタル放送)の「分離型」なら、高画質映像が楽しめる。もし、お風呂やキッチンでの使用をメインに考えるなら、「モニター防水タイプ」を選ぼう。その際は防水等級をチェックすることも忘れずに。
また、車中泊やアウトドアでの使用が目的ならば、モニターにワンセグチューナーを内蔵した「内臓型」タイプがおすすめだ。ポータブルテレビを選ぶ際には、主な用途を考えておくといいだろう。
メリットとデメリットについて
ポータブルテレビのメリットとデメリットは下記の通りだ。
◼ポータブルテレビのメリット
・アンテナ線がない場所でもテレビが視聴できる
・「内蔵型」:アンテナ線との接続が不要で商品単体で外に持ち出せる
・「分離型」:チューナー部分にテレビアンテナを接続するため、安定した画質の映像受信が可能
◼ポータブルテレビのデメリット
・事前に充電する必要がある
・充電による視聴時間に限りがある
・画質が安定しない場合も
ポータブルテレビのおすすめ17選
ここからは、チューナー「内蔵型」と「分離型」に分けて、それぞれの人気のポータブルテレビを17製品紹介する。どの製品を選べばいいか迷った場合の参考にしてほしい。
内蔵型
1:【ワンセグ/フルセグを自動切り替え】グリーンハウス GH-PDTV14A-BK
電波状況に応じ、ワンセグとフルセグを自動で切り替えてくれる14型モデル。重量1020gで厚み38mmと、コンパクトでどこにでも持ち運びやすい点がポイント。本体にDVDプレーヤーを搭載し、DVDの視聴も楽しめる。
HDMIポートを搭載しているため、FireTV StickやChromecastのほかNintendo Switchなどとも接続できる。電源は、アダプター、シガーアダプター、内蔵バッテリーの3つに対応。室内の移動はもちろん、車内や野外へも気軽に持ち出せる。
2:【録画機能付きのお手頃モデル】arwin APT-101FP
こちらもワンセグとフルセグを自動的に切り替えてくれる10.1型のモデルだ。録画機能も搭載しながら、1万円を切るお手頃価格が魅力。電源はACアダプター、DCアダプター、内蔵バッテリーに対応し、家の中でも車内でも外でも楽しめる。
別途USBメモリーを接続すれば、動画や音声再生が可能。吊り下げ式、スタンド、車載と3つのスタイルで視聴できる。最初の1台としての導入にもおすすめだ。
3:【軽くて持ち運びやすい】山善 DPTV-L140(B)
こちらもワンセグ/フルセグを自動切り替えしてくれる、14型のポータブルテレビ。重量870gと軽いため、持ち運びもラクラク。HDDやUSBメモリーに地デジ番組を録画することが可能。
使用する場面や場所に応じて、スタンドと吊り下げスタイルに対応。スタンドアームは、視聴スタイルに合わせて180度可動。HDMI端子を備え、パソコンのサブモニターとしても使用できる。
4:【迫力の19型】ダイアモンドヘッド OT-FT190K
大きく見やすい19型のモニターでテレビ番組を楽しめるポータブルテレビ。こちらもワンセグとフルセグを自動で切り替えて、その時々の快適な視聴が可能に。
ACアダプター、DCアダプター、内蔵バッテリーの3つの電源に対応する。USB端子を搭載し、USBメモリーや外付けHDDへの録画も可能。また、USBメモリーから動画や音声などの再生もでき、楽しみ方が広がる。
5:【テレビも音楽も楽しめる1台】マキタ TV100
地上波デジタル・ワンセグ放送対応の10型のポータブルテレビ。上下左右80°きれいに見える広視野角液晶を搭載し、広い範囲から見やすいことが特徴。別売のマキタバッテリ(Li-ionスライド式 18V、14.4V、10.8V、ライトバッテリ除く)を使って、お好みの場所で視聴が可能。
テレビ番組はもちろん、ラジオや音楽も楽しめる点が魅力。φ90mmステレオスピーカーを搭載し、スマホをBluetoothで接続すれば音楽を高音質で再生することが可能だ。アウトドアにも適したIPX4の防水に対応。
6:【テレビに加えワイドFMも聞ける】arwin ABW-700W
フルセグ/ワンセグ自動切り替えに加え、AM/FM/ワイドFMにも対応した7型のポータブルテレビ。IPX6の防水対応で、浴室やキッチン、アウトドアでの使用も可能。
タフな内蔵バッテリーを採用し、テレビの連続使用約4時間、ラジオの連続使用は約13時間可能。外付けのmicroSDを使用して録画もできるほか、イヤホン端子も備える。重量約340gと軽量のため、万が一被災した際の情報収集用の1台として備えておくのもおすすめだ。
7:【小型ながら機能満載】STAYER ST-5VWP-FSB-WH
5型のTFT液晶を搭載するワンセグ/フルセグ自動切り替え機能搭載のポータブルテレビ。電源がない場所でも8時間楽しめるバッテリーを搭載する。microSDスロットを備え、市販のmicroSDカードに最大400時間録画が可能。録画しておけば好きな時に番組を視聴できる。録画予約機能も搭載。
約217gと軽量で、狭いスペースでも置けるスリムなデザインを採用。IPX6の防水対応のため、お風呂やキッチンで調理しながらなど、水濡れしやすい場所でも使用できる。
8:【手回し充電に対応したモデル】TEES TSP-W3218
3.2型で重量328gとコンパクトながら、ワンセグテレビとAM/FMラジオを受信できるモデル。給電方法は乾電池使用、AC/USB電源のほか、手回し充電機能を搭載しているため、災害時でも使用できる点が嬉しい。
モバイルバッテリー機能を搭載するため、スマホなどの充電も可能。また、LEDライト機能も備えているため、停電時の備えとしても役立ちそうだ。
9:【android搭載の19インチモデル】ダイアモンドヘッド OT-PST19AK
地デジチューナーを搭載した、19型のandroid搭載ポータブルスマートテレビ。android搭載のため、YouTubeやPrime Video、Netflixなど、Google Playストア内のさまざまなアプリケーションを大画面で楽しめるのが特徴だ。
HDMI端子やUSB端子を備えるため、パソコンやゲーム機器と接続し外部モニターとしても使用できる。USBメモリーを接続して録画も可能だ。電源はACアダプター、DCアダプター、内蔵バッテリーに対応。
10:【家でも外でも大画面が楽しめる】グリーンハウス GH-PTV19A-BK
バッテリー内蔵で約1.5時間テレビ視聴ができる19型。ワンセグ/フルセグを自動切替できるほか、USBメモリー&外付けHDDを使用して番組録画が可能。スピーカー&ヘッドホン出力端子も搭載する。
角度調整可能なスタンドと、吊り下げおよび持ち運びを兼ねたハンドルを搭載するため、移動も楽に行える。リモコンおよびキャリングバッグが付属する。
11:【小型&多機能の実力派】VERSOS VS-AK43Y
キャンプやアウトドアに便利なコンパクトな4.3型のポータブルテレビ。ソーラー充電、USB充電、手回し充電に対応するため、外出時または災害などの緊急時にバッテリー不足でも慌てることなく電源を確保することが可能だ。
microSDカードスロットを備えるため、microSDカードを用意すれば録画も可能。このほか、モバイルバッテリー機能も搭載し、スマホやスマートウォッチなどの充電もできる。重量365gと軽量なため、常に防災バッグに入れておきたい1台。
分離型
12:【大きな画面のスタンダードモデル】Panasonic/プライベート・ビエラ UN-19FB10H
ポータブルテレビの人気ブランド「プライベート・ビエラ」の19型のスタンダード・モデル。無線LAN内蔵のチューナーとワイヤレスモニターがセットになっており、好きな場所に持ち運べて地上デジタル/BS/110度CS放送を楽しめる。
YouTubeやNetflix、Huluなど5つの動画配信サービスに対応し、多彩なコンテンツを迫力ある画面で楽しむことができる。また、HDMI端子搭載で、Fire TVシリーズやChromecastなどとつなげば、より多くの動画配信サービスを楽しめる。
13:【防水&録画機能を搭載】Panasonic/プライベート・ビエラ UN-15LD12H
こちらも「プライベート・ビエラ」の15型モデル。キッチンやお風呂で使用できる防水モデルだ。モニターとリモコンはIPX6/IPS7相当の防水に対応。内蔵バッテリーの持続時間は約3時間。ブルーレイやDVDの再生に対応するほか、500GB内蔵でテレビ番組の録画も可能だ。
HDMI端子搭載で、Fire TVシリーズやChromecastといったストリーミング可能なデバイスを繋げば、NetflixやPrime Videoなども楽しめる。ゲーム機やパソコンと接続しモニターとしても使用可能だ。
14:【シンプル機能の19型】Panasonic/プライベート・ビエラ UN-19F11-K
大きな19型モニターのポータブルテレビ。「お部屋ジャンプリンク」に対応したディーガがあれば、放送している番組や録画した番組を「プライベート・ビエラ」で視聴することができる。
このほか、HDMI端子を備えているため、在宅ワーク時にノートパソコンと接続すれば、外付けモニターとして好きな場所で大きな画面で使用することも可能だ。
15:【家族と見たい番組が被っても安心】Panasonic/プライベート・ビエラ UN-15L12H
録画機能を省いた防水タイプの15型「プライベート・ビエラ」。バッテリー駆動時間は最長3時間のため、家族と離れてゆっくりお風呂に入りながら好きな番組を見ることもできる。
YouTubeなどの動画配信サービスに対応するほか、ゲーム機との接続も可能。モニターはIPX6/IPS7相当の防水に対応するため、汚れたら食器用の中性洗剤で洗って清潔を保てる。
16:【時短機能で効率良く再生】Panasonic/プライベート・ビエラ UN-10L12
より持ち運びやすい10型の「プライベート・ビエラ」。防水タイプのため、お風呂やキッチンなど水回りで安心して利用できる。別売りのUSBハードディスクを接続すれば、番組を直接録画に直接録画可能だ。
録画した番組は音声付き早見再生で、最大1.6倍速で見られる。1時間番組を約38分で視聴することができるため、時間を効率的に使える。見たいシーンを簡単に探して再生できる「プレビューサーチ」機能も搭載。
17:【防水リモコンを付属】Panasonic/プライベート・ビエラ UN-10E11-W
テレビ放送はもちろんディーガの録画も楽しめる、防水タイプの10型「プライベート・ビエラ」。お風呂やキッチンで利用している時にありがたい、濡れた手でも操作できる防水タイプのリモコンが付属する。
置きにくい場所でも、S字フックを使ってモニターを吊り下げてテレビを見られる仕様も備える。USB-HDD(別売)をつなげば録画もでき、テレビライフの幅が広がること間違いなし。
ポータブルテレビの選び方
ここからは、ポータブルテレビの選び方をお届け。選ぶ際に参考にしたい、「サイズ」「給電方法」「機能」について解説する。自分が想定する利用シーンや必要な機能をしっかり吟味し、より自由な視聴環境でテレビを楽しんでほしい。
サイズ
ポータブルテレビのモニター画面サイズは以下の通りだ。
・小型:4インチ未満
・中型:4〜10インチ未満
・大型:10〜19インチ
屋内で視聴するなら、10インチ以上の「大型」でも問題ない。むしろ迫力ある映像を楽しみたいなら、10インチ以上を選びたい。屋外で使用する機会が多い場合は、持ち運びやすさを考えて10インチ程度の「中型」商品が良いだろう。防災用を兼ねているなら「小型」がおすすめだ。一般的に画面サイズが大きくなると重量もアップする傾向にあるため、よく考えてサイズを選ぼう。
給電方法
ポータブルテレビの給電方式は以下の通りだ。
・電池式:災害や停電などの非常時にも使用可能
・充電式:モニターにバッテリーが内蔵され、携帯する場合に便利
ソーラー充電できるタイプや、手回しハンドルで充電できるタイプも
・AC電源式:屋内での長時間使用時に便利
屋外で使用する場合は、バッテリー持続時間が長いタイプを選ぶと長時間視聴が楽しめる。このほか、カーアダプター端子対応タイプなら車内でも使用でき、移動中に後部座席の子供にテレビを見せることもできる。
機能
お風呂やキッチンで使用したい場合は、モニターの防水性能をチェックしよう。水がかかっても影響がない「IPX5」、あらゆる方向からの強い水流による影響がない「IPX6」、一時的に水没しても影響がない「IPX7」が主流だ。さらにチューナー本体にHDDを内蔵し、テレビ番組を録画できるタイプもある。Wi-Fi対応モデルなら、インターネット経由でYouTubeやNetflixなどを楽しめる。
操作性は商品によって異なるが、タッチパネルを搭載したモデルはスマホライクに操作可能。このほか、一般的なテレビと同じようにリモコンが使用できるモデルもある。また、ブルーレイやDVD再生に対応しているモデルもある。
好きな時間に好きな場所でテレビを楽しもう
ポータブルテレビは豊富なモデルがラインナップされ、価格帯も幅広い。そのため、視聴スタイルや必要な機能によっても選び方が変わってくる。「お風呂でテレビを楽しみたい」「キャンプやアウトドアに携帯したい」など、まずは具体的な使用方法を想定しよう。自分に合った1台を選び、お気に入りの場所や自由なタイミングでテレビの時間を楽しんでほしい。