ふわふわ!もっちり!!からの…トロトロ!? ベーグルを使った新食感のフレンチトースト【Swallow cafe】富山県美術館併設ゆったり座ろうカフェ
富山駅から歩いて約15分、運河を囲む緑豊かな富岩運河環水公園の一角にある富山県美術館。
その時々で催される企画展はもちろんですが、オノマトペをテーマにした屋上遊具やアトリエでのワークショップ、図書・映像コーナーなど、無料で楽しめるエリアも多く、県の内外から数多くの人が訪れる人気の観光スポットです。
その富山県美術館の1階にあり、運河や立山連峰を眺められるテラス席も充実しているのが「Swallow cafe」。
建築デザインも魅力の富山県美術館
晴れた日には目の前に立山連峰も
建築家の内藤廣さんが設計した富山県美術館は、県産の木材や主要産業のアルミ、ガラスが使われていて、モダンでありながら周囲の景観と溶け合った美しさです。
カフェが入るスペースも天井が高く、一面ガラス張りの開放的な空間で、アートやデザインにふさわしいゆったりとした時間が流れます。
カフェの名前には、ゆっくりと椅子に掛けて休んでもらおうという“座ろう”と英語で“飲みこむ、食べる”を意味するswallow、そして、帰巣本能が強い“ツバメ”のSwallowの3つの意味がかけられています。
いつでも帰ってくることができる巣のような居心地のいいカフェを目指して名付けられました。
ガラス窓に沿って伸びる細長い店内には、2人掛けと4人掛けのテーブル席とカウンター席。どの席に座っても大きな窓から自然光がたっぷり差し込みます。
屋根つきのテラス席もあり、天気がいい日には正面に立山連峰を眺めることができます。
ベーグルをフレンチトーストに!
アツアツ、冷え冷え~な新食感
カフェを運営するのは、富山・石川を中心にベーグル専門店「とべーぐる」を営むオオサワグループ。というわけで、「Swallow cafe」での富山県産の米粉を使ったふわふわ&モチモチのベーグルを使ったプレートランチやサンドイッチ、スイーツなどを楽しむことができます。
スイーツメニューで人気なのが、ベーグルをまるまるひとつ使ったフレンチトースト。
ベーグルでフレンチトーストって意外な組み合わせのイメージがありますよね? でも、これがとっても合うんです。
卵液をたっぷりとしみ込ませたベーグルにこんがりと焼き目がついたフレンチトースト。アツアツの鉄板での提供で、溶けたバターのいい香りとぐつぐつという音が食欲をそそります。
ベーグルの上にはバニラアイスクリーム、バナナとベリーがのっています。
表面はふわふわ、中はもっちりという食感は残しつつ、たっぷりの卵液と溶けだしたアイスクリームを吸ったベーグルは口の中でとろ~という口当たりに変わっていきます。アツアツのトーストにひんや~りアイスの温度の変化もあいまって、ほかではあまり体験したことのない新感覚を味わうことができそうです。
「Swallow cafe」はテイクアウトのメニューも充実。
店自慢のベーグルを使ったメニューはもちろん、ショーケースのスイーツもほとんどテイクアウトに対応しています。ベーグルサンドやデリが入ったボックスを片手に環水公園でデートやピクニックっていうのもよさそうです。
店舗情報
【Swallow cafe】
住 所 富山市木場町3-20 富山県美術館1F
電 話 076-433-6755
営 業 10:00~16:00 (L.O. 15:30) 平日
10:00~17:00 (L.O. 16:30) 土・日・祝
定休日 水曜 ※富山県美術館の休館日に準ずる
記事編集:nan-an編集部