ルパン三世のすべてに繋がる物語『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』
1967年にモンキー・パンチによって誕生し、1971年のTVアニメ放送開始以降、半世紀以上にわたり愛されてきた『ルパン三世』シリーズ。そのルパンが、約30年ぶりとなる2D劇場アニメの完全新作で帰ってきます。
『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』は、原作の持つハードボイルドな世界観を再構築し、ルパンの終わりであり、始まりでもあるシリーズ集大成。
極限の状況下でルパンたちが挑むのは、人類の常識を超えた“不死身”の支配者です。
ルパンが挑む新たな舞台「地図にない島」で繰り広げられる“不死身の血族”との死闘
ルパン一行が向かうのは、バミューダ海域に存在する地図にない孤島。そこには、過去に彼らへ次々と刺客を差し向けてきた黒幕が潜んでいた。さらに、その人物は莫大な財宝を隠し持つという。
しかし島へ近づいた瞬間、狙撃によってルパンの飛行機が撃墜。不時着した彼らを待ち受けていたのは、“ゴミ人間”と呼ばれる、かつて兵器として使われ、捨てられた者たちでした。
霧に包まれた島全体には毒が満ちており、命のタイムリミットは24時間。その死の島の中心にいるのは、不死身の存在・ムオムと、その意思を代弁する謎の少女・サリファ。
ルパンは、自らの記憶の奥に眠る過去と向き合いながら、“不死”という神話に挑む決意を固める。追い詰められながらも、ルパンは考えます。ムオムの正体とは? この島の本当の構造とは?
監督、プロデューサーが語る制作12年の集大成
<LUPIN THE ⅢRD>シリーズ全作を手掛けてきた小池健監督は本作をルパンの終わりでもあり始まりでもある物語と位置づけ、「死なないこと=不死」への畏怖や哲学をテーマに据えたと語ります。
彼が一貫して意識してきたのは、「仲間であっても家族ではない」というルパン一味の“距離感”。モンキー・パンチ先生の原作初期の世界観を落とし込むためにハードボイルドなトーンを意識した。
プロデューサー・浄園祐も「『ルパン VS 複製人間』に繋がる“前日譚”のような意図がある」と語り、1960年代的な無国籍感やリアルとフィクションの境界を曖昧にしたような街を描いてきたという。
手描きアニメにこだわり抜いた作画と、ローテクで密度のある世界構築も大きなポイント。シリーズ完結編としてのスケールと密度、どちらも追求された映像はまさに“集大成”の名にふさわしい仕上がりです。
主題歌はB’z書き下ろし!魂を揺さぶる『The IIIRD Eye』の世界観
主題歌を手がけるのは、日本を代表するロックバンド・B’z。
書き下ろし楽曲「The IIIRD Eye」は、JAZZYなニュアンスと疾走感のあるロックが融合し、ルパンの美学と完璧に調和した1曲。
小池監督は楽曲について、最初に予告用の仮編集に曲をあてた時点で、「これはイケる」と確信したという。ルパンという題材に対してのアプローチの新鮮さに加え、作品の新しさや勢いを象徴するような1曲となっている。
ファン垂涎!貴重な原画集を入場者プレゼント
ファン必見!貴重なマル秘原画集を入場者にプレゼントします。中身はゲットしてからのお楽しみ。〈LUPIN THE IIIRD〉シリーズのファンなら絶対に見逃せない特別な内容になっています。
■『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』入場者プレゼント 概要
<配布期間>6/27(金)~
<配布方法>6/27(金)より全国の上映館にて本作観賞お1人様につき、1部プレゼント
※劇場により数に限りがございます。配布期間内でも無くなり次第終了となりますのであらかじめご了承ください。
※特典は非売品です。転売、内容の複写・複製などの行為は一切禁止となります。
上映劇場はこら: https://theater.toho.co.jp/toho_theaterlist/lupin_movie2025.html
『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』作品概要
公開日:6月27日(金)
原作:モンキー・パンチ
監督:小池健
脚本:高橋悠也
音楽:ジェイムス下地
クリエイティブ・アドバイザー:石井克人
主題歌:B’z 「The IIIRD Eye」
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム
製作・著作:トムス・エンタテインメント
配給:TOHO NEXT
キャスト
ルパン三世:栗田貫一、次元大介:大塚明夫、
石川五ェ門:浪川大輔、峰不二子:沢城みゆき、
銭形警部:山寺宏一
スペシャルゲスト:片岡愛之助 森川葵 空気階段
公式サイト:https://lupinthe3rd.com/