社会人劇団ヨロコンデ 10周年公演 稽古に熱 観客参加型劇 7月より公開
八王子を拠点に活動する社会人劇団「パフォーマンス集団ヨロコンデ」(倉上由香代表=人物風土記で紹介)が旗揚げから10周年の節目を迎え、7月から始まる記念公演に向けて熱の入った稽古に励んでいる。3月22日には北野市民センターで公開稽古を披露した。
ヨロコンデは2015年に市民劇団から独立した3人を中心としたメンバーで「自分たちでオリジナルの作品をやろう」と発足。観客を喜ばせ、自分たちも喜んで活動する団体を目指して命名したという。以来、市内で舞台公演や演劇ワークショップを開催するなど精力的に活動し、19年に初めて体験型演劇「銀河鉄道の夜」を公演。観客が物語の登場人物の一人としてセリフを読み上げることで、より深い没入感を感じられるというユニークな朗読劇を生み出した。コロナ禍で集まっての稽古や公演が難しくなった際も、ビデオ通話アプリで戯曲の読み合わせを行うなどオンライン稽古を取り入れて演劇の種火を守り続けてきた。
10周年を迎えた今年、記念に大きな会場で公演を催すことも考えたが、「これまで地域密着で活動してきた志を変えず、小さくてもできる範囲で地域を巡って公演をしよう」と7月から10月にかけて、市内の市民センターなどを会場に6公演を実施することを決めたという。
ホームズが事件解決
記念公演は、観客参加型ミステリー劇「ミス・シャーロック・ホームズの憂鬱」。いずれも女性の名探偵ホームズと助手のワトソンが殺人事件の謎を解いていく物語で、希望した観客がセリフを読める登場人物も用意されている。またホームズファンならニヤリとできるような要素も散りばめられているという。脚本・演出も担当する倉上代表は「演劇を観るだけでなく、体験する楽しさを気軽に味わってもらえれば。おかげさまで10年の節目を迎えることができた。これからもできる限り長くお客様と一緒に喜びながら活動していきたい」と話した。
公演の詳細は劇団HP(「八王子ヨロコンデ」で検索)で確認を。