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【新たな教育の架け橋】新潟青陵大学・新潟青陵短大と東京学館新潟高校が高大連携協定を締結(新潟市中央区)

にいがた経済新聞

(左から)新潟青陵大学の木村哲夫学長、東京学館新潟高等学校の飯田昭男校長、新潟青陵大学短期大学部の菅原陽心学長

新潟青陵大学(新潟市中央区)、新潟青陵大学短期大学部(同)、東京学館新潟高等学校(同)は12月4日、新潟青陵大学において高大連携協定を締結し、調印式を執り行った。

高大連携協定は、生徒および学生の視野を広げ、資質や能力の向上を図る取り組みを行うことを目的とし締結した。調印式には、新潟青陵大学の木村哲夫学長、新潟青陵大学短期大学部(以下、青陵短大)の菅原陽心学長、東京学館新潟高等学校の飯田昭男校長が出席し、協定書を取り交わした。

この連携により、高校の「総合的な探求の時間」などの教科に対し、大学の教育研究資源を活用した支援を行う。また、大学の教育研究活動や各種公開講座への高校生を受け入れや、進路指導に関しての情報交換などを行っていく。

新潟青陵大学の木村哲夫学長

新潟青陵大学短期大学部の菅原陽心学長

東京学館新潟高等学校の飯田昭男校長

連携協定について新潟青陵大学の木村学長は、「これまで以上に東京学館さまといろいろな活動ができるスタートを切り直せたと思っている。充実した連携を進められればと思っている」と話した。

青陵短大の菅原学長は、「(高校生に)大学教育というのはどういうものかということを知っていただきたい。将来的には大学の授業を高校生に取ってもらうことができればという夢を持っている」と語った。

一方、東京学館新潟高校の飯田校長は、「これまでも新潟青陵大学、青陵短大様には生徒対象の進路研究会や志望理由書の書き方指導などで大変お世話になっている。高大連携協定を結べるということは、生徒の進路意識そして学習意欲を高めるためにも非常に有意義なことだと思っている」と話し期待した。

新潟青陵大学および青陵短大の在学生は、東京学館新潟高校出身の生徒が最も多く、今回の連携協定を地域社会における教育の質を高めるための重要な取り組みと位置づけている。

なお、新潟青陵大学・青陵短大が高大連携協定を締結するのは、東京学館新潟高校が3校目。これまでに、新潟県立新潟中央高等学校と新潟市立高志中等教育学校と高大連携協定を結んでいる。

協定書に調印する様子

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