ano、セカンドアルバムを引っ提げた「BONE BORN BOMB TOUR」をZepp Hanedaにて完遂!!
今年アーティスト活動5周年を迎えるanoが、約1年6ヶ月ぶりとなる待望のセカンドアルバム「BONE BORN BOMB」(読み:ボンボンボン)を2025年6月4日(水)にリリースし、それに伴うアルバムリリースツアーをZepp東名阪で開催。7月4日(金)に、Zepp Hanedaにてそのツアーファイナルを迎えた。
東京公演では、全20曲が披露された。SEの後、アルバムタイトルにもある「BONE(骨)」を彷彿とさせる鉄骨が剥き出しになったステージセットの中央に、骨をモチーフにした白いニットの衣装を纏ったanoが、登場すると1曲目からTVアニメ「らんま1/2」オープニングテーマの「許婚っきゅん」が披露された。イントロから一気にPOPで鮮やかなサウンドがオーディエンスに放たれると、anoとバンドだけのシンプルな編成のストロングスタイルのステージに惹き込まれていく。真っ赤な照明演出が印象的な「社会の窓」では、歌詞がLEDに映し出され、エッジの効いた生々しい歌声に乗せたanoの感情がオーディエンスの心を突き刺さしていく。心地よいテンポ感で曲が続くと「涙くん、今日もおはようっ」では、オーディエンスが手を左右に大きく振りながら歌い、会場が一つになった。
「swim in 睡眠Tokyo」では、ギターの心地よい刻みに乗って、メロウな空気が会場を包み込んだ。久しぶりに披露された「コミュ賞センセーション」では、変幻自在に声色を変えて歌うanoのパフォーマーとしての振り幅の広さを再認識。アコギを弾きながら歌ったアニメ『タコピーの原罪』のオープニングテーマ「ハッピーラッキーチャッピー」では、anoの佇まいと吹き出しに映し出された歌詞がリンクし、独特の世界観を生み出していた。ライブの後半は、「スマイルあげない」、「ロりロっきゅんロぼ♡」でanoのキュートさが光るアップテンポの曲が続くとその後は、「猫吐極楽音頭」、「骨バキ☆ゆうぐれダイアリー」、「普変」で、エネルギー全開で感情をシャウトする歌唱が続き、鮮やかなコントラストが表現された。「ちゅ、多様性。」(TVアニメ「チェンソーマン」第7話エンディング・テーマ)で、会場が更に熱気を帯びると「F Wonderful World」とその続編的な楽曲として書き下ろされた「Bubble Me Face」は、互いにリンクするような演出と中毒性でライブを更に盛り上げていった。
最後は、「絶絶絶絶対聖域」で壮大に本編が締め括られた。「あのちゅーる」の掛け声が会場に響き、anoが再びステージに登場すると、アンコールでは、「Past die Future」が本気乱心で披露された。全てを出し切ったanoの爽快な表情と共に終幕。エンディングのムービーでは、今回のZepp Tourのライブ映像と9月3日(水)に開催される日本武道館公演のキービジュアルと公演タイトル「呪いをかけて、まぼろしをといて。」が発表され、次なる舞台への期待が高まる夜となった。
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