佐々木希を起用した「イッカ」が好調 コックスの中間期決算は売上高が79億円
イオングループでカジュアルファッションショップ展開のコックスは10月8日、2025年2月期の中間期決算を発表した。売上高は76億3900万円(前年同期比1.7%増)、営業利益は8億8200万円(同1.8%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は8億4600万円(同3.4%減)だった。
コックスは8月末時点で175店舗を展開しているが、主力ブランドである「イッカ(ikka)」のブランド力の強化を目的に店舗の改装を行なっている。すでに83店舗まで改装が完了しており、今後も改装店舗を拡大していく。その「イッカ」は、モデルで俳優の佐々木希を起用した雑誌タイアップ企画を今期も実施し、売り上げが拡大した。EC限定ブランド「ノッチ(notch.)」は、Yuiなどのインフルエンサーとのコラボ商品が好調で、売上高は前年同期比で36.6%増だった。
コックスの2025年2月期通期の連結業績予想は、売上高は155億円(前年比4.1%増)、営業利益は12億円(同0.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は9億円(同21.2%減)としている。