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【春夏秋でこんなにも違う!】ヤマメ狙い渓流ルアー釣りシーズン別完全ガイド

TSURINEWS

婚姻色の雄ヤマメ(提供:TSURINEWSライター・黒田初)

渓流ルアーフィッシングにおいてヤマメはイワナと並んで渓流のメインターゲットとなっている。今回、ヤマメについて各シーズンの特徴を解説し、攻略のヒントとしていただきたい。

ヤマメについて

渓流魚のヤマメの食性は水生昆虫・陸生昆虫をメインで捕食し、小魚も食べる。イワナより警戒心が強く、水のきれいな本流、中流、上流域に生息している。

上流域ではイワナと混在していることも多い。ヤマメは海に下る魚で、川に戻って産卵する際にはサクラマスとなる。降海型と陸封型(一生を淡水で過ごす)がいることも有名である。

一般的にヤマメの寿命は2~3年で夏から秋にかけて急激に成長する魚である。

婚姻色が出てきたオスのヤマメ(提供:TSURINEWSライター・黒田初)

ヤマメのフィールドとポイント

ここからは、シーズンごとのヤマメを狙うフィールドやポイントについて解説していく。

春(解禁直後)

春の解禁直後はまだ水温が低く、活性も高くない。釣れる魚も越冬した2年魚(15~25cm)がメインとなる。

山間の上流域では淀む淵・滝壺・堰堤に魚がたまる。中流や本流は雪代が入り、増水と低水温でルアーでは狙いにくい時期である。小渓流、小規模で水量が落ち着いている里川が狙い目となる。

早春の上流域(提供:TSURINEWSライター・黒田初)

初夏(6月頃)

初夏(6月頃)から本流、中流域、上流域と幅広いフィールドで狙えるようになってくる。梅雨時期で雨が多く、活性の高い状況が多いため、果敢にルアーにチェイスする時期である。

瀬につく個体も多くなる。基本的にいろいろな場所で釣れるので開拓も楽しい時期である。

夏の尺ヤマメ(提供:TSURINEWSライター・黒田初)

真夏(7月~8月下旬)

夏(7月~8月下旬)シーズンは上流域では渇水気味で人的プレッシャーも高くなってくる。水量の多い本流、中流がメインフィールドとなる。

雨で増水すれば活性が上がり、上流域でも釣りやすくなる。プレッシャーも高まるため、ボサ下などを丁寧にキャストして狙う。

ボサの際が狙い目となる(提供:TSURINEWSライター・黒田初)

秋(9月)

秋(9月)は産卵を意識した個体が増えてくる。この時期になると反応も渋く、数も釣れなくなるが、成長した大ヤマメを狙える。ひたすら歩いてランガンする根気が必要である。

雨は最高のチャンスであるため、増水で活性が上がったタイミングでボサ際、ボサ下を攻めよう。

水量が増えたタイミングの秋の里川(提供:TSURINEWSライター・黒田初)

ヤマメを釣るルアー&釣り方

ここからは、ヤマメを仕留める際に有効なルアーと釣り方について解説していく。

春シーズンは低水温で活性が低いのでヘビーシンキングミノー、スプーンを使用してボトムをトレースすることが重要となる。スローでネチネチなアクションが効果的である。

早春のヤマメ(提供:TSURINEWSライター・黒田初)

夏は活性も良くなり、狙うレンジでシンキングミノー、フローティングミノーをチョイスし、早めのリトリーブでトゥイッチし、見切られないようにチェイスさせ、バイトに持ち込む。

秋は派手なカラーのシンキングミノー、フローティングミノーをチョイス。ミスキャストによって魚にプレッシャーを与えないよう意識する。アクションも活性に合わせ、トゥイッチや平打ちの激しいフラッシングなどでアピールしよう。

ヤマメを釣るときの注意点

ヤマメは繊細な魚なので、先行者がいると格段に難易度は高くなる。足跡、魚影の濃さ、チェイス数などから判断し、人的プレッシャーが高い場合は河川を変更することも重要である。

河川中流域ではアユ釣りとフィールドが被ることもあり、トラブルの無いように釣りをすることも重要である。安全対策として熊対策(鈴・催涙スプレー)、植物かぶれや虫刺され対策として、長袖の着用なども心掛けたい。

きれいなパーマークのヤマメ(提供:TSURINEWSライター・黒田初)

<黒田初/TSURINEWSライター>

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