区内の一般社団法人 ランチで「仕事の知恵」共有 経営者の話に花咲く
一般社団法人WHAIS(=ワイズ/北新横浜・岡野美紀子代表理事)で4月30日、「WHAISLUNCHLABO+」が開催された。講師を迎え、参加者とランチを通して交流を深めるもので、18回目となる今回の参加対象は、経営に関心のある人。主催の岡野さんは「講師の人となりを深堀して、お互いを知り合おうという思いから始まった企画。有意義な時間にできれば」とあいさつした。
講師には都内の工務店で3代目社長を務める稲生奈穂子さんを招いた。スポーツアロマセラピストを生涯の生業にしていこうと決めた矢先、叔母からバイト感覚で始めてみないかと誘われた工務店での経理業務。そこから約2年で社長職に就くまでの話や、その後の波乱に満ちた道のりをユーモアを交えて話すと、時折会場からは笑い声や「ええっ」といった驚きの声が上がっていた。
講演後に行われたランチを食べながらの交流会では、参加者それぞれが自己紹介や感想を述べ、稲生さんに質問をした。
千葉県いすみ市から参加した松本香純さん(32)は「自分も3代目。周りから信頼など得られているか心配になるが、話を聞いてとにかく行動することが大事だと感じた」と目を輝かせた。