「私も夢を見なければならない」 ジョン・ガリアーノが「メゾン マルジェラ」退任へ
ファッション・デザイナーのジョン・ガリアーノ(John Galliano)が「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」のクリエイティブ・ディレクターを退任すると自身のインスタグラムで発表した。「I, too, need to dream(私も夢を見なければならない)」と綴っており、新たな夢に向かって挑戦する意志を示している。
ジョン・ガリアーノは、2011年に酒に酔ってパリのカフェで反ユダヤ主義的な暴言を吐いたとして、警察に逮捕されるというスキャンダラスな事件を起こしているが、それから14年の間、酒を断ちシラフでいるとも投稿しており、この「退任発表」も酒に酔っての投稿ではないようだ。
「メゾン マルジェラ」のオーナー企業であるオンリー・ザ・ブレイブ(OTB)から公式発表はないものの、ジョン・ガリアーノは「今日はメゾン マルジェラにさよならを言う日だ」と明言している。OTBのレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)会長への感謝の思いも綴っている。