水難事故を防ぐための3つのポイント 「水を恐れず・侮らず」が重要!
そろそろ寒さも和らぎ、水場も活気づく頃。釣りへ出かける人も増えてくるかと思います。少し時期が経てば、水場へ遊びに行く人も出てくるでしょう。しかし、そんな時によく見かける水難事故のニュース。そうならないためにすべきことを、筆者なりにまとめてみました。
ライフジャケットの重要性
水難事故に多いのが子供たちの事故。釣りに限らず川や海で遊んでいる最中に水難事故に遭うニュースが毎年流れてきます。楽しみで遊んでいたのに事故に遭ってしまうということにならないためにも、予防できることは最大限しなければなりません。
そのために出来る事の一つとして、ライフジャケットを着ること。これは大人も含めて全員が助かる方法でしょう。ライフジャケットだけでなく、浮力があるものは必ず用意しておきたいところです。
現地の状況把握
川や海へ遊びに行き、その場の状況が芳しくない時は一歩引くのも大事なこと。増水している時は水難事故に遭う確率が上がり、最悪の結果を招くこともあります。海だと波が激しい時などにも要注意。
いつも注意深くしているから大丈夫という思いもまた、事故を引き起こす原因の一つということも忘れてはなりません。
釣りはいかに魚を釣り上げるかを考えるため、その場の状況把握をします。その思考は自身の命を守るためにも必要です。どんなに遊びたくても、その場の状況が“マズい”と感じたら身を引くことを頭の片隅に置いておくこと。これも大事な予防策となるのです。
恐れず侮らず
そして一番肝心なのは、水を恐れない・侮らないこと。上記でも述べた通り、ちょっとした心の油断から起きてしまうのが水難事故。釣りでも遊びでも、足元にある水が命を取ることもあるということを忘れてはいけません。
しかし、だからと言って恐れていると楽しくないし、焦って逆に事故に遭ってしまう可能性も。水場で遊ぶ、もしくは何かをする時に水を過度に怖がることはありません。これは我々釣り人にも言えること。どんな時も水を恐れず侮らず。
楽しみのために
何かを楽しむということは命あっての話。これは水難事故だけではなく、あらゆる物事にも言えることです。“人生を楽しむ“というのが筆者の心にいつもありますが、それはどんな時も命が無ければ成り立ちません。
楽しいことをたくさんするためにも、まずは命を守ることを頭にいれて置いてほしいです。かといってガチガチに気を張ると楽しむ余裕もなくなるので、言ってしまえば程よくという言葉が適切だと思います。とりあえず気を付けて楽しみましょう。
<泉陽登/TSURINEWSライター>