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真冬は釣りの勉強&プラクティスをする期間 ノットの結び方学習には動画が最適か

TSURINEWS

リールとライン(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

魚の釣れない真冬は、寒さに震えながら竿を振る必要もない。冬の時期は、釣りの技術や知識を深める絶好の「勉強期間」としよう。この期間を有効活用することで、来る釣り開きの春には、より良い釣りができるようになるだろう。近年は、インターネットを通じて釣り動画を観ながら学ぶことができるようになり、自らのスキルを高める手段として便利なツールとなっているので、それも有効活用したい。

釣りは動画で学ぶ時代に

近年、釣りに関する情報は書籍や雑誌だけでなく、YouTubeやブログ、SNSなどのネットメディアを通じて、簡単にそして豊富に手に入れることができるようになった。特に、YouTubeなどの動画コンテンツでは詳しい技術を学ぶことができるため、とても助かる。ルアーフィッシングにおいても、実際の釣り人がどういった動作をしているのか、どのようにキャストして巻いているのかを、目で見て学べる。

例えば、ノットの結び方や、リールのドラグの設定方法、ロッドアクションなど、基本的なテクニックから応用的な技術まで、動画での解説は非常にわかりやすい。気になったところは何度も見返すことができるため、理解しやすく、すぐに実践に移すことができるのも魅力的だ。特にノットは、文章で読むよりも、映像のほうがはるかにわかりやすい。

画像でも伝わりにくいノット(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

YouTubeでは、初心者向けの解説から、上級者向けのテクニックまで幅広く学べるチャンネルが多く存在している。自分の興味やレベルに合わせて、じっくりと学んでいける環境が整っているのだ。

基本のノット、ドラグだけでも勉強を

釣りにおいて「ノット(結び方)」や「ドラグ設定」は、非常に基本的かつ重要な部分だが、実際に釣り場でこの技術をしっかりとマスターするのはなかなか難しい。冬の期間にネットの動画で学べることのひとつは、このような基礎的にして最大級に大事なテクニックだ。

3.5ノットやFGノットなどのイト同士の結束や、ドラグの調整方法などは、動画を見ながら実際に練習しよう。特にノットに関しては、結び方を間違えると釣り中にラインが切れてしまったり、大物が釣れたときにルアーごと持っていかれることがあるため、しっかりとマスターしておきたい。これらは一度動画で手順を覚えたら、自宅で何度でも練習できるので、寒い冬のうちに家で完全に習得しておこう。

女性もイメトレ、頑張ってみませんか?(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

日中にプラクティス

冬は釣りをするには厳しい季節だが、その反面、日中の暖かい時間帯を活用して、実際のプラクティスを行うことも可能だ。特に穴釣りや、キワのメタルジグ、ワームのダーティングなど、比較的軽装で釣りができるスタイルを取り入れるとよいだろう。穴釣りは、消波ブロックに乗って魚が身を潜める場所を狙って釣る方法で、寒い冬でも魚が集まっている場所を見つければ、なかなかイイ釣りができる。

プラクティスには、日中の温度が10℃以上はある、ぽかぽかとした小春日和の日を選びたい。水温が少しでも温められると魚が動く可能性も高いため、こうした日は、貴重な冬の釣り練習の機会となる。

小春日和のアナハゼ(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

季節が来れば釣り場で学ぼう

もちろん、ネットや動画で学んだ知識や技術は、実際に釣り場で実践してみなければ意味がない。冬のあいだに勉強したことを、実際の釣り場で試すことで、技術を確実に身につけることができる。春が来たら、釣り場で実際の状況を確認し、自らの釣り方や好みに応じて必要な調整を加えながら釣ろう。

せっかく釣り場に立ったなら、他のアングラーと交流してみたいところである。ちょっとしたコミュニケーションにより、魚の情報を得ることもできれば、多少の会話は釣り場を分け合うものとして必要なことでもある。あるいは上手な人を見つけて教えてもらえれば技術向上にもつながるし、釣りがより楽しくなるはずだ。寒い冬は学びとプラクティスにあて、春を待って楽しく釣りに出かけていくとしよう。

<井上海生/TSURINEWSライター>

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