大相撲藤沢場所 来年も4月実施決まる 節目の30回 記念企画も準備中
藤沢春名物として知られる大相撲藤沢場所(最上重夫勧進元/(株)湘南営繕協会代表取締役)が来年4月12日(土)に行われることが決まった。
最上氏が8日、(公財)日本相撲協会(東京都墨田区)で、巡業部の錣山親方(元小結・豊真将)を訪問。巡業契約を交わした。
会場は例年同様、藤沢市秋葉台文化体育館。30回を数える節目の開催となることから「様々な企画で皆さんを楽しませる藤沢場所にしたい」と最上氏は意気込む。
大相撲藤沢場所は1990年に初開催。その後、コロナ禍などで中止になったこともあったが、全国の巡業で最長、最多を誇る。内容も藤沢場所でしか見られないトーナメント戦や地方巡業ならではの公開稽古など見所も多く、これまで全て満員御礼が出るなど地元藤沢のみならず多くのファンが集まる巡業となっている。
加えて同会場で最上氏が活動を支援している日本赤十字社の献血キャンペーンも同時開催。全国屈指の献血者を集める巡業とセットのモデルとして、注目されている。「来年も献血は行う予定。多くの方に協力してもらえれば」と最上氏は期待を口にした。