初夏の爽やかな気候に誘われ「庭めぐり」 上越市の個人宅や店舗など27軒の庭を無料開放
新潟県上越市内の個人宅や店舗、学校、寺院などの庭を無料開放し、草花を自由に鑑賞することができる「上越オープンガーデンと花めぐり」が市内27軒で行われている。専用マップが作成されており、初夏の爽やかな気候の中、会員自慢の庭や草花を楽しめる。2025年6月8日まで。
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花のまち高田プロジェクトとオープンガーデン愛好会が主催する恒例イベント。会員たちが丹精込めて育てた草花を鑑賞し、ガーデンめぐりを楽しんでもらおうと2008年にスタートした。
今回は高田駅周辺、大潟、三和、直江津、大道福田、東城町、新町、脇野田の各エリア内27軒を開放しているほか、同市本町3の高田まちかど交流館前では会員たちが持ち寄った鉢花を一堂に展示している。
東城町エリアの桑原治子さん宅には多彩なバラをはじめとする花々、宿根草、山野草など300種以上の植物を楽しむことができる。庭の開放には毎年参加しており、毎回新しい品種の植物を増やす。桑原さん宅に通うファンたちからは、毎年違った庭の姿を楽しめると好評だ。桑原さんは「今年は庭を少し広げました。椅子も置いているので、くつろぎながら過ごしてくださいね」と話している。
《画像:300種以上を楽しめる東城町3の桑原さん宅の庭(5月16日午後)》
高田まちかど交流館では会期前日の16日、会員たちが育てている草花の鉢が持ち寄られ、奇麗に並べられた。一昨年までは会員作品を雁木通りプラザ前で飾ってきたが、強風などの影響もあり、昨年からは同所で展示している。今年はラベンダーやバラ、ホスタ、ペチュニア、ナデシコ、サルビアなど、約50鉢が集まった。
《画像:高田まちかど交流館は会員たちが育てた草花を展示》
オープンガーデン愛好会会長の内山千代子さんは「会期の前半は春の花を楽しめる。これからはアジサイが咲くなど、6月に入ると花も変わっていく。ぜひ楽しんでほしい」と述べた。
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イベントの問い合わせは本町4丁目商店街振興組合025−523−2517( tel:0255232517 )。