陣痛が来たのにのんびりしすぎて…大慌て!【第2子出産】
ライターをしながら、5歳と3歳の男の子を育てている【ベビオママ】です。29歳のとき、第2子を妊娠しました。2人目の妊娠が分かったのは、長男が1歳2カ月とき。卒乳した直後のことでした。
1歳の元気いっぱいな長男と過ごす妊娠生活
歩くのも上手になり、外遊びが大好きな長男と2人で過ごす日中は、つわりがつらくても休むことができません。とにかくお昼寝をさせたくて、寝かせるためだけにわざわざ車に乗せてドライブした日も数えきれないほど。2人目の妊娠生活は、まだまだ甘えん坊の長男との残された「2人の時間」を楽しむ生活でもありました。
長男を出産したときは、前駆陣痛が始まってから出産までに3日もかかった長丁場のお産となりました。初産に比べ、“第2子以降は分娩時間が短くなる”とは聞いていましたが、やはり丸1日程度はかかるのではないかと、夫と笑って過ごしていました。
もしかして陣痛? 経産婦なのに確信が持てない
順調な妊娠生活を送り、妊娠37週4日目を迎えた早朝のこと。今までよりも少し強めの張りを感じて目が覚めました。「ひょっとして陣痛かな」と思ったものの、予定日の17日前だったことと、痛みというよりは少し強めの張りかなという程度だったことから、陣痛だという確信を持てないでいました。
すると、だんだん張りの間隔が短くなっていくようで…。念のため、病院に電話をし、病院まで向かうことにしました。到着までは車で30分かかります。
万が一を考えて、長男を預かってもらうために実家に連絡しても、「予定日までまだ17日もあるんだからお産じゃないよ」と、軽い反応。長男のときに時間がかかったため、夫も「一度出社して、休みの手続きをしてから病院に行きたい」と、のんびりしています。私自身もそんなに痛がっていなかったので、まわりからは緊急とは思われなかったようでした。
車の振動がおなかに響く! 間隔が短くなって大慌て
仕方なく、たまたま仕事が休みだった妹に運転してもらい、長男も連れて病院へ向かいました。車に乗るまではあまり痛くなかったのですが、車の振動がおなかに響いたのか、陣痛の間隔がどんどん短くなっていきます。
妹も「ここで事故を起こしては大変」と、内心焦りながらも慎重に進みます。病院につくと着替える余裕もないまま分娩室へ。すぐに子宮口全開になり、到着から1時間もかからないうちに、生まれてしまったのです!
妹から電話連絡を受けた夫は、夜まで生まれないと思っていたので驚き、すぐに病院に駆けつけてくれました。長男のときは立ち会い出産だったのですが、次男のときには立ち会えなかったことを今でも悔やんでいます。
退院後は不眠不休! 長男階段転落、白うんち胃腸炎
出産当日、ホッとしたのもつかの間、思ってもみなかったことが起こりました。病院から実家へ移動した長男が、大人が目を離したすきに階段から転落したのです。顔には大きな傷が! 幸い、大事にはいたらなかったのですが、顔の真ん中だったので心配しました。
そして、どうにか無事に退院した日のこと。まだ1歳11カ月の長男のうんちが見たこともない白色をしていることに気づきました。さらに、においも強烈! とにかく、赤ちゃんを祖母に預けて小児科へと急ぎました。
診断結果は、胃腸炎…。赤ちゃんには感染せずに数日で治って、安心はしたものの、上の子がいる場合、母親は入院中しか休めないというのは本当だなと実感しました。こうして私の年子育児が始まったのです。
妊娠37週で、身長49㎝、体重3303gの次男を出産しました。
車に乗るまでは大して痛みがなく、強めの張りかなと思う程度でのんびりしてしまいましたが、産院についてすぐのスピード出産となり、危険だったなと反省しています。経産婦のみなさんには、いつもと違うと感じたらのんびりしないで早めに病院に行くことをおすすめします。また感染症が流行する時期には、上のお子さんの体調管理にも気をつけてくださいね。
[ベビオママ*プロフィール]
次男が生まれたとき,長男は1歳11カ月でした。まだまだ大きい赤ちゃんのような長男と、ほんとの赤ちゃんの次男を同時におんぶとだっこで育てた日々は大変でしたが、愛らしさを存分に感じることができた日々でした。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。