要援護者支援の動画作成 鶴見区 活動の活性化めざし
鶴見区役所がこのほど、災害時要援護者支援の取組みを紹介する動画を作成した。
鶴見区では災害時要援護者の名簿を作成し、協定を結んだ自治会・町内会や民生委員に提供。地域の見守り活動に活かしてもらっているが、地域では「個人情報の扱いが難しい」「訪問活動が難しい」などの課題を抱える自治会が多かった。
そこで区は、区内の自治会・町内会が実際に行っている取組みなどをまとめたアイデア集のパンフレットを昨年作成。今回は更なる活動の活性化を目指して、動画を作成した。
動画の作成にあたっては鶴見東町会が協力し、同町会が行っている取組みを紹介。普段は鍵付きの棚で名簿を保管していること、要援護者の自宅を訪問する際には2人で行動して要援護者の不安を取り除く工夫をしていること、情報を活用する際には本人の同意を取っていること、防災訓練での活用方法などが分かりやすくまとめられている。
区の担当者は「見守り活動のお悩みの解決につながるよう、ぜひ多くの方にご覧いただけたら」と呼び掛けている。動画や取組みについての問い合わせは区高齢・障害支援課【電話】045・510・1768。