Yahoo! JAPAN

ジェイソン・ステイサム暴力ビートメイキング『A Working Man』レッドバンド予告編 ─ 『ビーキーパー』監督と再タッグ、働く男のブチギレ救出劇

THE

"歩く治外法権"ジェイソン・ステイサムが『ビーキーパー』デヴィッド・エアー監督と怒りの再タッグを組んだ、働く男のブチギレアクション映画『A Working Man(原題)』より、ステイサムの暴力ビートメイキングを堪能できるレッドバンド版予告編が公開された。

今作でステイサムが演じるのは、建築現場で働く“労働者(A Working Man):のレヴォン・ケイド。彼は自分を拾ってくれた恩人の雇用主家族を"ファミリー"と慕っていたのだが、ある時彼らの19歳の娘が誘拐され、行方不明となってしまう。恩人の危機を救うため、ステイサムは海兵隊仕込みの戦闘スキルで、危険な裏社会へと単身で飛び込んでいく……。

高級邸宅をスパイするステイサムが目撃したのは、女性を殴りつける男の姿だ。あの野郎、ゼッテェ許せねぇ……と言わんとばかりに、ステイサムは拳を握りしめて怒りをたぎらせる。正義に燃えるステイサムは邸宅に侵入すると、先ほど女性を殴っていた男の顔面にアツアツコーヒーをお見舞いだ!絶叫する男にすかさず右フックを浴びせ気絶させると、ステイサムはトースターでパンを焼き始める。お腹が空いていたのかな?

続くシーンで、ステイサムは男を椅子に縛り付けてとりあえずブン殴っている。「今のはお前が殴った女の分だ」。すると男はステイサムを睨みつけて言う。「あの女は俺の妻だ」。だからなんだと言わんばかりに、とりあえずステイサムはもう一発ブン殴る。「今のはお前の妻の分だ」。

ステイサムは男を縛り付けた椅子を押す。その背面はプールだ。この状況、ステイサムのさじ加減一つで、男を水中に沈めることができる。「お前は誰だ?」男に尋ねられ、ステイサムは黙って睨み返している。

さて本作でもステイサムがブチギレている理由は、恩人の娘が誘拐されてしまったからだ。ステイサムが独自に捜査を進めるうち、人身売買の闇が浮かび上がってくる。

プールサイドに追い詰めた男にステイサムがスマホで写真を見せると、男は「この娘のためにやっているのか?」と訝しむ。彼にとって、わざわざ1人の人質のためにここまでのリスクを冒す相手が信じられないのだろう。しかしステイサムはキレている。心の底からキレている。「彼女を連れ戻すまで止めねぇ」。するとそこでトースターがチーン!パンが焼けたぞ!「貴様、誰を相手にしているのか解っとらんようだな」と男が威嚇する傍ら、ステイサムはサクサクパンをかじって一言:「腹が減っていた」。

ついにステイサムの堪忍袋の尾が切れる瞬間だ。男が「Fuck You」と言い放つと、椅子を引いていたロープを切断。そのまま男は真っ逆さまにプールへと落下していく……。

その後は、暴力ビートメイカー・ジェイソン・ステイサムが殺しのBPMを刻んでいく。膝、肘、ライフル、ナイフ、爆弾、ショットガン、ツルハシ、グレネード。どんな武器を持たせても、あるいは武器ではなかろうとも、ステイサムは一流のバイオレンス・アクションを炸裂させ、殺人コンポーザーと化す。

脚本には最強アクションスターのシルベスター・スタローン。共演は「ストレンジャー・シングス」デヴィッド・ハーバーや、『アントマン』シリーズのマイケル・ペーニャと頼もしい仲間が集った。

なおステイサムとエアーがタッグを組んだ前作『ビーキーパー』は、ちょうど続編『ビーキーパー2』の製作がばかりだ。こちらにエアー監督は続投せず、代わりにインドネシア出身のティモ・ジャヤントが出陣する。

『A Working Man(原題)』は2025年3月28日、怒りのUS公開。

【関連記事】

おすすめの記事