訳あり食品の詰め合わせには何が入っているのか? 買って確かめてみた
今、日本では、まだ食べられるのに食品が捨てられてしまういわゆる「フードロス」が年間472万トンも出ているんです。1人当たりにしてみると1日約103g(おにぎり1個くらい)年間だと約38kgと驚きの量です。
フードロス削減のためには、食べ切れる量だけ買う、残ってしまった食材を工夫して使い切るなど、ちょっとした心がけが大切です。とはいえ出てしまうのは「賞味期限切れの食品」。
自宅のものであれば、「ちょっと過ぎても大丈夫か…」なんて思うかもしれませんが、販売するお店の方ではそうはいかないこともあります。
しかし今、そうした賞味期限が近い商品などが詰め合わせになったボックスが、インターネットで販売されているんです。そこで今回は、品質には全く問題ないけれど賞味期限が近いなどの理由で、通常では売りにくい「訳あり品詰め合わせボックス」を購入してみました。
今回購入したのは。レトルト食品、ふりかけ、お菓子などが3キロ、45点以上が詰められている「訳あり品詰め合わせボックス」。価格は4,680円で、賞味期限は短くて1週間程度、長ければ数か月のものが中心だということです。もちろん中身は届くまでわかりませんので、届いてからのお楽しみ!みんなで集まって開封すると楽しいかもしれません。
実際に何が入っていたのか?!
では、いったい何の商品が入っていたのか。段ボールに入っていたすべての商品がこちら!
目の当たりにすると中々のボリュームです。品数は記載通りの45品。普段、自分では買わないような商品も入っていて、新しい商品との出会いもあるかもしれません。賞味期限を確認してみると、短くて1週間ちょっとでしたが、大半は来年のものが中心。長いと2026年まで賞味期限があるものもありました。賞味期限が近いというよりは、季節限定品、在庫の入れ替えで発生した商品などが多いという印象でした。
気になる価格は…
入っていた商品は高いもので400円台。価格帯の中心は100円台~200円台でした。定価をざっくりと計算してみると約8000円分。差額が約3300円なので定価から4割引きのイメージです。
みんなで買ってみて、福袋感覚で分け合うというのも面白いかもしれません!ぜひ、楽しみながらフードロス削減に貢献してみてはいかがでしょうか。
(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)