区制100周年実行委員会 具体的な取り組みを検討 各種団体の代表らが出席
2027年10月に迫った保土ケ谷区制100周年に向けた第2回「保土ケ谷区制100周年事業実行委員会」が4月22日に横浜水道会館で行われた。区内の各種団体の代表ら約100人が参加し、今後予定されている関連事業などが発表された。
同委員会は昨年4月に設立。第1回の委員会が実施され、100周年事業の基本的な考え方などが示された。委員会は保土ケ谷区内の連合自治会のほか、団体や企業などの代表者約100人で構成。昨年度は2回の役員会も行われた。
22日に行われた第2回委員会の冒頭で、金子久夫同委員会会長は「今年度は具体的な取り組みについて検討実施していく年にしていきたい。一緒に100周年事業を創り上げていきましょう」とあいさつ。また、神部浩保土ケ谷区長は「今年度は実行委員会として予算を持って事業に取り組む初年度となる。保土ケ谷区は18区で唯一、花の憲章『ほどがや花憲章』を持っている。区の100周年と同年に国際園芸博覧会『GREEN×EXPO2027』が実施されるということもあり、一緒に盛り上がっていけるのではないかと思う」と述べた。
昨年度事業報告では、活動団体交流会の実施や100周年通信の発行、保土ケ谷区公式マスコットキャラクターの制定などが報告された。今年度の事業計画(案)が示され、活動団体支援の補助制度、区内の逸品や名所などを「ほどがやの百選」として認定しデジタルマップなどを活用して区内外にPRする事業、100周年ロゴマークの制定などが説明された。
また、「区制100周年記念誌」の発行が発表された。記念誌の編集を担当する記念誌委員会の委員長には、武相宿場連携まつり実行委員会で代表を務める近藤博昭さんが選任され、近藤委員長は「保土ケ谷の歴史について長年関わってきた。100年の歩みや保土ケ谷の魅力を皆さんと話し合い、次の時代につながる記念誌を作っていきたい」と話した。