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【親子で読みたいおすすめ漫画】大切にしたい子どもの“好き!” 男子高校生が一流メイクアップアーティストを目指す青春ストーリー『ブレス』第一話

コクリコ

親と子それぞれの観点で楽しめる「親子に読んでもらいたい漫画」を『月刊少年シリウス』の山口崇編集長に5作品を選んでもらいました。1回目は「メイク×青春ストーリー!」の『ブレス』(著:園山ゆきの)です。

読む➡親子で読みたい漫画“メイク×青春ストーリー”『ブレス』第1話一部公開!

親と子、それぞれの観点で楽しめる「親子で読みたいおすすめ漫画」、どんな作品があるでしょう?“漫画のプロフェッショナル”である『月刊少年シリウス』の山口崇編集長に5作品を選んでもらいました。第1弾は「メイク×青春ストーリー!」の『ブレス』(著:園山ゆきの)です。

『ブレス』

『ブレス』著:園山ゆきの(講談社)

あらすじ
男子高校生の宇田川アイアは、背の高い女子クラスメートの炭崎純と組み、学園祭“葵コン”に出場することに。それぞれのやりたいことを叶えるためスタイリスト役をアイア、モデル役を純が務めたランウェイは、葵コンで一番の盛り上がりを見せた。二人は昔から抱いていた夢の入り口に立ち、一歩を踏み出す。メイク×青春ストーリー!

子どもが持った「興味」に寄り添うことを教えてくれる作品

山口崇編集長:『ブレス』は男子高校生が、以前から密かに心惹かれていたメイク業界に飛び込み、刺激的な仲間と出会って一流メイクアップアーティストを目指す物語です。作品で描かれているのは一般的にはなかなか経験する機会の少ないメイクの世界で、さらに漫画ならではの“特別な感性”や“偶然の良好な環境”といった要素が重なり、ドラマチックに物語が描かれています。

おそらく現実はここまでドラマチックではないにせよ、ご自身のお子さんたちがある日、親がぎょっとするようなことに興味をもつことがあると思います。それを自分の価値観で「浅はかだ」「とんでもない」と断ずる前に、子どもの気持ちに寄り添って考えてみるという意識があったほうがいいのかなと思わせてくれる作品です。

自分が若いころの経験を重ねて、「自分にもこういうことがあったな」、「こんなふうだったらよかったな」など思い出すきっかけにもなるのではないでしょうか。

私たちは自分の好み、育ってきた環境や年代からの常識などの呪縛と共に生きています。私自身、思春期の子どもをもっていて、そういう事態に直面する時期に来ていますが、『ブレス』を読んだときに、僕個人の判断の呪縛が少し解けた気がしました。

─◆─◆─◆─

次回2回目では、自分の低い声にコンプレックスを持った女子高生が、アカペラに出会う漫画を紹介します。
お楽しみに!

取材・文/木下千寿

『ブレス』第1話試し読み

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