「苦手な人」と上手く付き合う5つのポイント
心理カウンセラーのyoshikoです。忘年会や新年会、親戚の挨拶回りなど年末年始は人に会う回数が普段より多くなります。「合わないな」「苦手だな」と思う人との付き合い方に悩む人もいるでしょう。今回は、友人や親戚など「合わない人」と上手に関わるための5つの考え方をご紹介します。ストレスを減らしてコミュニケーションを取るためのヒントにしてみてくださいね。
合わない人と上手に関わるための5つの考え方
関わる人となるべく上手にコミュニケーションを取りたいけど、苦手な人を前にすると難しく感じてしまいます。合わない人とも上手に関わるために意識しておきたい考え方をご紹介します。
相手に期待しすぎない
合わない人と関わるときには、相手に期待をしすぎないようにしましょう。
相手への期待が大きいほど、現実とのギャップに苦しむからです。
親戚が自分の子どもに対して、アドバイスや注意をしている光景を見て「もっと優しく言ってほしい」と思った経験はありませんか? 気に入らない点があったとしても「この人は真剣に伝えてくれているだけなんだ」と思うと、気持ちに余裕が生まれます。
相手に対して「こうしてほしい」「こうあるべき」という考えを手放せると、ストレスが軽くなるのです。
自分の価値観を大切にする
合わない人と関わるときには、無理に相手に合わせようとせず、自分の価値観を大切にすることが重要です。自分を犠牲にして相手に合わせると、ストレスが溜まるだけでなく、自分らしさや価値観を見失ってしまいます。
友人がアクティブな会にしょっちゅう誘ってきても、自分が静かな時間を大切にしたいのであれば、無理に参加する必要はありません。
自分を守るために、無理のない範囲でよい人間関係を築いていきましょう。
相手の「いいところ」を探してみる
合わない人と関わるときには、相手のよい部分を探してみましょう。
相手のよいところに目を向けると、ポジティブな視点を持てます。
苦手な親戚が「料理が上手で、会うたびに新しいレシピを教えてくれる」のであれば、よい関係を築くチャンスです。会話が弾んだり他のよいところを見つけられたり、一気に相手と距離を縮められるかもしれません。
相手のよいところを意識すると、良好な関係をどんどん築いていけるでしょう。
感情を客観的に見る
合わない人と関わるときには、感情に振り回されず、冷静に相手を見るのが大切です。
自分の感情を冷静に判断できると、落ち着いてコミュニケーションを取れます。
いつも批判してくる友人にイライラしてしまうときは「なぜこんなに腹が立っているのか」を考えてみるといいでしょう。「ダメなところを指摘されているように感じた」というように、自分の感情の原因に気付きやすくなります。
自分の気持ちを一つずつ見つめる習慣を持てると、相手に対しても感情的にならずに関われます。
必要最低限の付き合いを心がける
合わない人と関わるときには、必要以上に深く関わらないことも大切です。
無理に人付き合いを続けていると、自分の心に負担がかかります。
苦手な親戚がいるのであれば、挨拶や必要な会話だけに集中しましょう。雑談や自分にとって関係のない話は受け流すようにすると、必要以上に関わらなくて良いのでストレスが減ります。
すべての人と深く関わる必要はありません。
心地よい距離感を取りながら、自分を守れる付き合いを心がけましょう。
合わない人との付き合いを避けられないときもあります。
考え方を少し変えるだけでストレスを軽くでき、自分らしく心地よい人間関係を築けるのです。
少しずつでもいいので、無理なくコミュニケーションを取っていき、穏やかな人間関係を築いていきましょう!
yoshiko/メンタル心理カウンセラー・チャイルドカウンセラー