かるがも団地、初めて「加害者」を描くことに挑戦 第10回公演『逆光が聞こえる』を上演
2025年4月24日(木)~27日(日)新宿シアタートップスにて、かるがも団地 第10回本公演『逆光が聞こえる』が上演されることが決定した。
かるがも団地は「団地のようなあたたかさ、多様性」を合言葉に2018年に結成された劇団。
第10回公演となる本作は、市井にいる善良な人々を中心にその生きづらさや日常での不安を描いてきたかるがも団地が、初めて「加害者」を描くことに挑戦する。
【あらすじ】
若くして成功を収めつつある脚本家・演出家の不破(ふわ)は、ある日、旧友の仙田(せんだ)と再会する。
学生時代、明るいキャラクターで人気者だった仙田。しかし10年の時を経た彼は精神的に疲弊していた。貯金が底をついた末に犯罪行為に走り、前科がついていたのである。
職にありつけず助けを求めにきた仙田の更生に寄り添いながら、不破は在りし日の記憶に手を伸ばしていく。
何が彼をこんな風にさせてしまったのか。
彼はこれから"元の道"に戻れるのか。
彼の本当の思惑は何なのか。
そして、自分はどうしてここにいるのか。
かるがも団地主宰・脚本・演出 藤田恭輔 コメント
はじめまして。またはご無沙汰しています。
あるいは、いつもありがとうございます。
かるがも団地ではこれまで主に、
不器用ながらも懸命に生きる市井の人々の生き様を、
時におかしく時にまっすぐに描いてきました(つもり)。
今回はそこから外れ、これまで描いてこなかった「悪いことをしてしまった人」の話です。
その振る舞いを、肯定することも擁護することも難しい、だけど確実に世の中にいる人のこと。
生きている限り、いつだって私も、彼らのようになり得る可能性を抱えていること。
一筋縄ではいかないそんなことをぐるぐると考えながら、
他者やその先に広がる社会に対峙し、かるがも団地なりの"悲喜劇"をお届けします。
この時間が絶望だけに満ちたものにはしたくない、そんな願いも込めての"悲喜劇"です。
悲惨で滑稽な彼らの生き様を、目撃しにきてください。