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金山|愛知初出店!小麦の香り溢れる麺がうますぎる大阪発の人気ラーメン店

ナゴレコ

古くは中国から日本にわたり、そして独自の進化を遂げた「ラーメン」。

素材からこだわり、店主の想いが丼1杯に宿るラーメンは、今やファストフードと呼ぶには余りあるくらい、ラーメンが好きな人にとっては特別なものになっています。

そして、東海三県は全国的にもおいしいラーメン店が集結することで有名なエリア。
そんなラーメン激戦区に、なんと大阪の有名店が殴り込み!

今回は麺が抜群に美味しい大阪発のラーメン店をご紹介します。

名物は麺と卵と出汁醤油のみの「桐玉」!大阪の人気ラーメン店が愛知初出店「中華そば桐麺(きりめん) 金山店」

大阪の名店「桐麺 総本店」が金山に!

今回ご紹介するのは2025年11月7日にオープンした「中華そば桐麺(きりめん) 金山店」さん(以下桐麺 金山店)

金山総合駅から東へ徒歩3分ほど歩いたところにあります。

本店は大阪市淀川区十三(じゅうそう)にお店を構える人気店なだけあり、愛知県のラーメン好きも名古屋にお店ができたことをとても喜んでいると思います。

本店は白地に筆書きの看板でしたが、桐麺 金山店さんの看板は青と赤を基調としたポップなデザイン。住宅街にお店を構えているので一際目立ちます。

さぞ並ぶんだろうなと思いきや、LINEで順番通知が来る食券制度を導入。並び続ける必要がないのがとても嬉しい。お客さんと近隣住民への配慮が伺えます。(悪用防止のため、本記事ではQRコードは伏せています)

入店すると活気のあるスタッフさんたちが元気に出迎えてくれます。

店内はお客さんがいた関係で撮影できませんでしたが、カウンター7席ほどと、4〜5人が座れるテーブル席がありました。1〜2名での来店がよさそうです。

名物「桐玉」のほか、ラーメンやつけ麺、ご飯ものまでラインナップ。想像していたよりもメニューが豊富で通い甲斐がありますね。

「桐玉」は茹で時間が12分ほどあるので、じっくりと待ちましょう。

麺のうまさをシンプルに楽しめる「桐玉」

いよいよ着丼!桐麺名物「桐玉」の登場です。

●桐玉/冷 1,000円(税込)

極太平打ち麺と卵、麺の底には特製出汁醤油とTHE・SIMPLEな見た目で、いわゆるTKM(卵かけ麺)。丼に顔を近づけると小麦の甘み豊かな香りがふわーっと香ります。

冷たい麺と温かい麺が選べますが、麺のコシを堪能したい筆者は冷たい麺を選択。写真は1玉ですが、1.5玉まで無料なのが嬉しい。

まずは混ぜずに麺のみを。しっかりした弾力と喉越し。そして特徴的なのが麺の甘さ

桐麺自慢の麺は北海道の幻と言われる小麦「春よ恋」の中心部分をベースに独自にブレンドした「スーパー桐麺粉」を使用。麺だけでもおいしく食べられるようにと追求した「桐麺」さんの超こだわり麺です。

卵と麺の下にある出汁醤油としっかりと混ぜ合わせます。

濃厚な卵の風味と出汁醤油の優しくコクのある味わいは、甘みのある麺と高次元で融合。シンプルだからこそひとつひとつの具材のクオリティが高くなければ提供できない代物。すげーうまい…。

ブラックペッパーや一味、出汁醤油を追加して味変を楽しむのもあり!丼に余ったタレに追加でご飯を投入するのもいいですね。

1玉では物足りないので1.5玉を推奨、いや激推しします!

名物「桐玉」以外のお店おすすめメニュー「つけめん」も実食!

別日に来店して注文したのがこちら。

●こってりつけめん/1.5玉 1,200円(税込)

前回の反省点を活かして1.5玉で注文!

麺は「桐玉」同様に小麦の香り漂う極太平打ち麺。綺麗に盛り付けてあります。

「桐玉」と異なるのは麺の温度。こちらは冷やし過ぎず、つけ汁が冷めるのを抑えるためでしょうか。

濃厚なつけ汁は鶏と豚を15時間も炊き、魚介節を追加したトリプルスープ。見るからに濃厚です。

そのほかの具材は?と思った方もいるでしょう。安心してください。

つけ汁の中には大判の豚バラチャーシューと穂先メンマがぎっしり。

豚バラチャーシューは脂が甘くジューシーで、肉の味がしっかり。穂先メンマはコリコリとした食感がアクセント。

濃厚なつけ汁は動物系のうまみが前面に押し出されていて、ざらりとした舌触り。後から魚介が追ってくるとてもおいしいつけ汁。濃厚ですが後味はさっぱり。

麺との相性をしっかりと考慮されていることが伝わってきます。

〆にはやっぱりご飯もの!トッピングで埋め尽くされた「桐丼」

●桐丼 480円(税込)

〆のご飯もの「桐丼」。実は2回の訪問ともに注文しました。

爽やかさはじける青ネギ、味付けしっかりのコリコリ食感穂先メンマ、そしてしっかり煮込まれた刻みチャーシューが丼いっぱいに敷き詰められています。お茶碗1杯分の量ですが、これは丼で食べたいくらい病みつきのおいしさ。

まずはそのままで楽しみ、桐玉の残りダレや、つけめんのつけ汁をかけて堪能したりと、ラーメンにおけるご飯ものの楽しみ方はバリエーションが豊富で、こちらも注文必須です!

ラーメン激戦区東海エリアをさらに加熱させる新店舗

冒頭でもお伝えしたように、愛知・岐阜・三重は全国的に見てもレベルの高いラーメン店が集結し、ミシュランガイド掲載店や某グルメメディア百名店選出店も多く、県外のラーメンフリークからも注目されているエリア。

そんな東海エリアに「桐麺」さんのような県外有名店が出店することで、今後ますますおいしいラーメン店が増えていくことでしょう。

「桐麺 金山店」さんでは2025年12月1日から「旨辛桐玉」も登場予定!金山店限定だそうなので、こちらも要チェックです。

INFORMATION

店名:

中華そば桐麺(きりめん) 金山店

住所:

名古屋市熱田区波寄町22-9

営業時間:

[ランチ]11:00〜15:00
[ディナー]17:30〜L.O21:00

Web:

https://www.instagram.com/kirimen_aichi/

一人当たりの予算:

¥1,000〜¥3,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

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