ポカポカ陽気の県内!桜の開花は進んでる?『神戸市立王子動物園』の標本木を見てきた 神戸市
ポカポカした陽気に包まれ、上着なしでも出かけられるようになった県内。少しずつ春の訪れを感じられる季節となってきましたね。春といえば色とりどりの花が咲き始めるころですが、特に桜に関してはその開花を今か今かと待ち望む人も多いのでは?
ニュースを見ていると、東京などでは少しずつつぼみが膨らんでいるようです。県内の標本木は一体どんな様子なのでしょうか?
県内の標本木は『神戸市立王子動物園』(神戸市灘区)にあるよう。ちょうど開園記念日に行ってきましたよ~。
桜は気象庁が各県で制定した「標本木」を観測し、5~6輪以上の花が開いた状態となった最初の日を「開花日」、約80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日を「満開日」としています。
取材に伺ったのは3月21日。たまたま開館記念日ということで無料で入館できました。平日にもかかわらず多くの人が訪れ、動物たちを観察していましたが…。記者は標本木のある「パンダ館」に一直線!
こちらが標本木のソメイヨシノ。下にはしっかり神戸地方気象台による看板が掲げられています。
さっそく見上げてみましたが…全然やん!緑やピンクにほころんでいる様子が見られるかと思ったのに、ぎゅっと固そうな茶色のつぼみがあるばかり。他にもたくさんある桜の木を見上げて観察してみましたが、咲きそうなつぼみは確認できませんでした。
取材時点での開花予想日は3月26日だったので、「果たして26日に咲くのだろうか…」と思ったのですが、3月24日に発表された最新情報では、開花予想日は3月29日、満開予想日は4月4日となっていました。ここ数日またさらに暖かくなったので、週末に期待したいですね♡
「桜で春の兆しを感じる作戦」は不発に終わったものの、この日は開館記念日ということで、気を取り直して動物たちを観察することに♡現在「は虫類と夜行性の動物」のエリアはリニューアル準備のため見ることができませんでした。
取材に伺ったのは16時ごろ。今回初めて知ったのですが、一部の動物は15時ごろから寝室へ移動してしまい見られない場合があるようです。今回はゾウやレッサーパンダなど、様々な動物たちを見て周ることができました。
ひと通り動物たちを観察し、さぁ帰ろう!と思った矢先、こんな場面に遭遇。なんとフラミンゴのオブジェが立っている場所に、本物の鳥がやってきたではありませんか!この鳥はかなり長いこと滞在していて、帰ろうとする人の足を止める”注目の的”となっていました。
見ごろの時期には毎年人気の「夜桜通り抜け」も開催される同園。わくわくする春のお出かけを身近な場所で楽しんでみてはいかがでしょうか。
場所
神戸市立王子動物園
(神戸市灘区王子町3-1)
時間
【3月~10月】9:00~17:00(最終入園 16:30)
【11月~2月】9:00~16:30(最終入園 16:00)
休園日
水曜日
年末12月29日~1月1日
※春休み、夏休み期間中は臨時開園する場合あり
入館料
大人(高校生以上)600円
中学生以下 無料