小田原中RC 障害者の支援と理解深める 創立45周年で記念事業
小田原中ロータリークラブ(田中裕子会長)が4月13日、報徳二宮神社の報徳会館で創立45周年を記念した事業を開いた。当日は障害児通園学園施設つくしんぼ教室への支援品寄贈、障害者福祉サービス事業所アール・ド・ヴィーヴルに支援金の寄贈が行われた。
その後は記念講演として、脊髄損傷による車いすでの暮らしや障害者を取り巻く現状を発信しているユーチューバー、渋谷真子さんが登壇。地元東北でギャルからかやぶき職人になり、作業中の事故で下半身の感覚を失った渋谷さん。車いすでの暮らしで大変なことに加え、楽しむ時間を過ごす姿を発信する活動を通じ「まずはやるかやらないか。できたという気持ちを得ることが大事」と笑顔で訴えた。会場では田中会長をはじめ、多くの参加者が渋谷さんの講演に耳を傾けていた。