福岡の安くてうまい!居心地バツグンの【大衆酒場5選】
※酒処 あかり(博多駅)
ちょいさぼ(渡辺通)
博多の酒場 ジャイアント(店屋町)
踊るうぐいす(今泉)
居酒屋 仙八(薬院)
レベルの高い飲食店が数多く集まる福岡市の中でも、天神周辺や博多駅界隈などのビジネス街に勤める人に絶大な人気を誇っているのが、お手頃な値段で飲み食いできる大衆酒場。これまでUMAGAで紹介した店の中から、名物メニューがあり、安くてうまい!を地で行く、選りすぐりの5軒をご紹介します。
博多駅筑紫口まで3分。飲まずにはいられない会社員のパラダイス
【酒処 あかり】
博多駅筑紫口の近くで、毎日16時から店を開けている「酒処 あかり」。カウンターに設えられた大鍋でグツグツと煮込まれている名物の「もつ煮」や、冷蔵ショーケースに並んだ「酢もつ」や「おきゅうと」「鰯の南蛮漬け」など300円から400円台の一品料理を見るだけでテンションが上がります。この店の二大看板メニューが「もつ煮」(480円)と「手羽先」(1本130円)。「もつ煮」は醤油味でじっくりと煮込んだ牛もつに出汁をたっぷり吸い込んだ豆腐が添えられ、生ビールとの相性は最高です!「手羽先」は、カラッと塩コショウのシンプルな素揚げにした「白」と、甘辛いタレに漬け込んだ「黒」の2種類。ペロリといけちゃうので、4本セット(500円)がお得です。
一品料理のクオリティも総じて高く、最高値のメニューでも750円の「サーロインステーキ」というコスパの良さはまさに庶民の味方。定番料理のほかに日替わりの数量限定メニューもあるので、気軽に尋ねてみてくださいね。
独自のアレンジを加えたタイ、沖縄料理が名物の大衆酒場
【ちょいさぼ】
薬院大通駅近くにある人気居酒屋「そいさぼ」の2号店「ちょいさぼ」。こちらはタイ料理と沖縄料理をメインにした大衆酒場で、酒に合うエスニックな料理をリーズナブルに楽しむことができます。名物の「タイの水餃子」(1個99円・注文は3個から)は、豚のミンチにナンプラーなどを混ぜ込んだ餡はもちろん、モッチリとした皮も煎ったタイ米を入れたタレもすべて手作りです。タレに漬け込んだ手羽中をカラッと揚げた「手羽中レモングラス揚げ」(1本99円・注文は3本から)はレモングラスの風味が爽やかで、1本食べるともう1本と、ついつい追加注文したくなります。
佐賀県武雄市の江口農園から直送されるパクチーをちくわに詰めたアイデア料理が「パクちくわ」(528円)。意外とパクパクいけるので、パクチーが苦手という人もぜひお試しを! 沖縄のオリオンビールや泡盛、タイのシンハービールをはじめ、料理に合わせたドリンクも充実しています。
ビジネス街の一角で新鮮な鶏と魚が自慢の”博多の酒場”
【博多の酒場 ジャイアント】
九州でも有数のビジネス街・大博通りの裏通りにある「博多の酒場 ジャイアント」。店内はいわゆる"鰻の寝床"を思わせる縦に長い造りで、1階はカウンターとテーブル席、2階はすべて掘りごたつ式の座敷で、全部合わせると約80席とかなりの大バコです。お通しの「ポテサラ」(400円)には自家製のタレがかけられ、マヨネーズ、ブラックペッパー、わさびの追加は無料で、さらにおかわり自由の食べ放題というのが嬉しいですね。
新鮮な鶏と魚が二大看板メニューで、イチオシの「ハーブ鯖のゴマサバ」(1,280円)は注文が入ってから引いた鮮度抜群の刺身に甘辛い特製のゴマダレをかけたもの。焼鳥は新鮮な朝引きの鶏をその日使う分だけを仕入れ、どのネタも大ぶりなサイズで食べ応えがって種類も豊富。焼鳥専門店を凌ぐほどの充実ぶりです。カウンターでの一人飲みから少人数のグループ、座敷での宴会まで、いろいろな使い方ができる大衆酒場です。
多彩なメニューとコスパの良さで世代を超えて愛される酒場
【踊るうぐいす】
懐かしいレトロな雰囲気と、安くてうまいつまみの数々で人気の「角のうぐいす」の2号店「踊るうぐいす」。店内に入ってすぐ目にとまるのが、湯気を立てながら大鍋で煮込まれている「牛すじのどろ炊き」と「角の豚串」です。「牛すじのどろ炊き」(1本274円)は、その名の通りドロりとした茶褐色の煮汁で牛すじをじっくりと炊いたもので、3種類の味噌をブレンドした濃厚な味わい。「角の豚串」(1本274円)はあっさりとした醤油味のスープで炊かれ、豚バラと交互に串に差されたネギ、コンニャク、ウズラの玉子が良い味を出しています。
約70種類もある定番メニューは税別で199円・299円・399円・499円・699円の価格に統一され、そのコスパは最強です! 平日は17時開店ですが、週末と祝日は16時からと早い時間から飲めるのも飲んべえにとっては嬉しい限り。昭和生まれから酒場デビューしたばかりの若い人まで、世代を超えて愛されている大衆酒場です。
多彩な料理から寿司まで楽しめる薬院六つ角の名酒場
【居酒屋 仙八】
薬院六つ角のすぐ近くで、「一〇〇八」と描かれた白提灯横の暖簾が目印の「居酒屋 仙八」。大将の高尾正昭さん、喜代子さん夫婦と息子の大祐さんの3人で切り盛りするアットホームな雰囲気で、魚料理をはじめとする自慢の料理が楽しめます。カウンターの上には丁寧に仕込みをした大皿料理とネタケースの中に捌きたての新鮮な魚がズラリと並び、一品目の突き出しは大皿料理の中から好きなものが2〜3品選べるのも嬉しいシステムです。
ホワイトボードにビッシリと書き込まれたメニューは、定番の「アジフライ」(800円)や「豚ロースステーキ」(900円)など、どれを頼んでもはずれなしの美味しさ。この店で絶対に食べておきたいのが握り寿司で、その日の仕入れによって日替わりのネタが約20種類ほど揃い、大将が目の前で握ってくれます。巻き物や押し寿司も人気で、特にキラキラと輝く新鮮なサバを使った「バッテラ」(1,300円)は見逃せない名物で、お土産にもぴったりです。
*このまとめ記事は各店記事の公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
《酒処 あかり》
福岡市博多区博多駅東2-3-29東福博多駅東ビル1F
092-710-7577
《ちょいさぼ》
福岡市中央区渡辺通2-3-8 渡辺通カステリア1F
092-737-5402
《博多の酒場 ジャイアント》
福岡市博多区店屋町2-27
092-409-3011
《踊るうぐいす》
福岡市中央区今泉1-17-22 i.CUBEI-A1F
092-406-8322
《居酒屋 仙八》
福岡市中央区薬院1-12-14
092-731-1008