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24時間テレビチャリティー委員会から福祉サポート車寄贈

赤穂民報

24時間テレビチャリティー委員会から贈られた福祉サポート車の到着を喜ぶ赤穂ボランティア協会のみなさん

 高齢者の買い物支援活動に役立ててと、NPO法人「赤穂ボランティア協会」(矢野隆会長)に公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会から福祉サポート車1台がこのほど寄贈された。

 同協会は、食料品や生活必需品などを購入できる店舗が近くにない地域を対象に、車を運転できないお年寄りをスーパーまで車で送迎する買い物支援活動を15年ほど前から実施。現在は有年、福浦など14グループ75人を月2回送っている。老朽化した車両を買い換える費用の捻出が困難な中、同チャリティー委に申請していた車両寄贈が採択された。

 贈呈された車両は8人乗りの日産セレナ。後部座席のスライドドアを開けると自動で踏み板が張り出すオートステップ車で乗り降りしやすい。

 矢野会長の話では、これまで使っていた車両がついに故障したといい、「新しい車両が届いたおかげで切れ目なく活動を継続でき、本当にありがたい。大切に使っていきたい」と喜んだ。

 同チャリティー委によると、赤穂市関係への車両寄贈は1993年の訪問入浴車、99年の小型リフト付きバス(いずれも赤穂市社会福祉協議会へ寄贈)に続き、今回で3台目。

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