連日の猛暑日 真夏の外回り営業って必要ですか?
言いたくありませんが、暑いですね~!連日、猛暑日・・・。昨日は北海道の北見市で39℃を観測したとか。北海道で39℃、ビックリしました!
そして、この暑さの中、外でのお仕事は大変ですよね。そこで今日は営業さんの「外回り」に注目。営業職の方に聞きました。
「真夏の外回り営業、必要ですか?」
暑いからこそ、来たことがアピールに!
「はい、必要だと思っています。オンラインじゃ伝わらない、熱みたいのがあるので、外回り大事かなと思ってます、暑くても。わざわざ来たという熱さ、みたいのをくみ取ってもらえるように回っています。昨日たまたま長野に行っていたんですけども、長野のお客様には『よく来てくれて』ということで、最初の、話の入り方としてはすごくやりやすかったのかなと思っています。」
暑いのによく来てくれたね!と思ってもらえることが重要なんです。コロナ以降、オンライン営業もありますが、やはり対面で。暑いからこそ、来たことがアピールになるということなんです。この暑さですからね、アピールなりますとも!!
建物の脇の細~い日陰を歩いて、ガンバってます!
そして、こんな声もありました。
「必要だと思います。(こんなに暑いのに?)しんどいですけど、みんなそれなりに熱さ対策はしてる人も増えているのかな、と思いますし、日傘を買った人とか、若手とかもいますし、私はただひたすら水分をしっかり取るようにしてるだけです。あと、なるべく日陰を歩くくらい。日陰は探せばありますよ。建物の脇は大体日陰なんで。その細い日陰を歩く事がそれが大事。キツイです、それはキツイです、でも、仕事なので。」
仕事ですものね。暑いから休みます、とは言えないです。この厳しい暑さは体にはキツイ・・。ですが、建物の脇の細~い日陰を歩いて、ガンバっていらっしゃいます。昨今は日傘男子も増えています。
暑さには慣れます!気合いです!!
炎天下の中、歩くのは正直しんどい。また、こんな声もありました。
「必要です。(こんなに暑いのに?)そうですね。暑いけど、外回りしないと、営業なんでね、ま、どうしょうもないですね、正直。暑い、メッチャ暑い。結構今もビショビショです。キツイけど慣れれば別にそこまで、とは思います。(こんな35℃とか)そうですね、慣れればって感じですね。(慣れます?)慣れると思います。(秘訣がありますか)秘訣?気合い!」
この暑さ、慣れるの??と思わず聞き返してしまいました!
お話を聞いている時も汗だくでしたが、「気合い」だそうです。気合いだけで、乗り切れるとは思えないのですが・・・営業の鑑ですね。
適度にサボりながら、暑さに耐えて頑張る 営業11年目
さらに、こんな声もありました。
「必要だと思います。(暑いですよね)暑いです、死にそうです。でも、顔を合わせておかないと、夏でもサボりながら頑張っています。適度に涼みながらやらないと、たぶん、倒れます。私、製薬会社なので、担当してる病院にずっと入ってたりとかするので、何件というのはあまりないんですけど、毎日行ってます。使ったよ、とか色々情報とかを集めながら、こっちも先生に情報をあげないといけないんで。
もうそんなに頑張らなくていいよ、暑いでしょっていうのは言われる時もあります。でも、会いたくて来ました!って。仲良くなるために必要かなって。いや、まだまだ、なので頑張っています。暑さには慣れないですね、しんどいです。もうイヤになりますね。(女の人はお化粧も落ちる)もう、どうなっているか分からないまま働いている、もう気にしてらんないなと。(キレイですよ)ありがとうございます!」
製薬会社の営業の方。病院の先生から、暑いから頑張らなくもいいよ、と言われても、毎日、病院に顔を出しています、と。「会いたくて来ました!」と言われたら、先生も悪い気はしないですよね。
お化粧も気にせず(夏の外仕事のお化粧は、ホントに大変なんです!私も苦労してます・・・)、適度にサボりながら、この暑さに耐えている営業11年目の方でした。
初対面の方には「きちんと上着」が営業の礼儀かな、と
そして、最後の声です。
「はい、必要です。やっぱり、お客様に良いサービス、良い商品をお届けするために必要かなと思っております。(暑いですよね)暑いですね。(今、イッキ飲み)そうですね。ちょっと、ソフトドリンクをイッキ飲みしようと思ってたところでした。
いや、もう全然ないんですけど、ソフトドリンクを飲むとか、あとはもうみんなが取り入れているような話ですけど、スーツとかも最近、結構ペラペラと言うか、動きやすい生地のものとかもあるので、そういったので私は対策しています。(長袖ですね)私は一応、上着は常に持ち歩いているタイプなので、ジャケットほとんど着ることはないんですけど、一応、普段、持ち歩いてはいます。
やっぱり、お客さんによってはしっかりした格好で、上着をちゃんと着て対話をするっていうのを大事にされているお客さんもいるので、そういう方とお話をする時は上着を着て、あと初対面のお客様なんかは、やっぱり、最初は上着を着てご挨拶するのが営業としては、礼儀かなというのは思っているところですね。(36℃あっても?)そうですね、ま、状況見ながら脱ぎますけどね。」
この暑さの中、スーツの上着を持ち歩いていらっしゃるんですよね、持ってるだけでも暑そうです。長袖のワイシャツで、ジャケットを手に持っている方でした。そして、背中にはリュックサック。ソフトドリンクをイッキ飲みしたくなりますよね。
昨日、伺った営業職の方、全員が「外回り」は必要!との結果に。必要ないという人は一人もいらっしゃらなかったです。コロナ禍以降、営業の在り方も変化したように思われましたが、どんなに暑くても外回りは必要とのことで、本当に頭が下がります。
皆さん、熱中症にはくれぐれもお気をつけください!
(TBSラジオ『森本毅郎スタンバイ』取材・レポート:近堂かおり)