猫が『ペット可』物件で起こしやすいトラブル5つ
1.爪とぎ
壁や柱などに爪とぎしてしまう…。これは良くあるトラブルです。普通に生活していて付いた傷の修繕費は必要ありませんが、猫の爪とぎによる傷は敷金から差し引かれる可能性があります。
多めに見てくれる大家さんもいますが、なるべくなら爪とぎの傷を付けないようにしておきましょう。専用の保護シートが市販されているので利用すると良いのではないでしょうか。またあまり見た目を気にしないのなら、ダンボールなどで保護する方法もあります。これだとコストがかかりませんね!
2.排泄物の匂い
猫は、体臭はほとんどありませんが排泄物の匂いがキツいことで有名です。スプレーというナワバリ主張の為の特に臭いおしっこを壁などにかけてしまうこともあります。また、トイレの匂いが染み込んでしまう場合も。
スプレーに関しては不妊手術を行うことでほぼ解決します。それでもダメな場合はフェロモン製剤を猫の通り道や部屋の入り口などに使ってみましょう。一度してしまった場所の匂いは徹底的に取り除くことも大切です。
トイレの匂いは常に清潔に保つこと、消臭作用のある猫砂を使うなどで対策していきましょう。
3.近隣への侵入
猫が窓やドアから脱走して近隣へ侵入してトラブルを起こすケースもあります。ですから絶対に猫が逃げ出さないように注意しましょう。集合住宅ではバルコニーに出すことで近隣の猫アレルギーを引き起こす可能性もあります。
猫は室内だけにとどめておき、ストレスが溜まらないよう上下運動などが十分できる環境を整えましょう。脱走防止策を施しておくことも大切です。
4.発情期の鳴き声
猫の不妊手術をしていないと発情期にものすごい声を発して迷惑になってしまうことがあります。これは手術をしておけばほぼ防げることですので、入居前に済ませておくと良いでしょう。
不妊手術を行うかどうかは飼い主さん次第ですが、予想外の妊娠でどんどん猫が増えてしまうことも防げます。例えば猫が脱走した際に妊娠してしまうこともあるでしょう。
猫は繁殖力が強いのであっという間に増えてしまいます。そうなると近所迷惑どころの話ではなくなってきますので不妊手術をした方がベターです。
5.夜の運動会
夜の運動会を繰り広げ、近隣に迷惑をかけてしまうことがあります。子猫が運動会を行うことが多いので、なるべく日中や寝る前に思い切り遊んでエネルギーを発散させるようにしてあげてください。
成猫になれば落ち着いてやらなくなる場合が多いです。それまではうまく発散させて夜中にドタバタやらないように気をつけましょう。
まとめ
ペット可とはいえ賃貸物件では気をつけなければいけない点があります。猫をしつけるのは中々難しいので、人にとって困る行動をできないような工夫をしていきましょう。