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【北区植木町】100年前の記憶!誰かの秘密が宿る机で、自家焙煎の香り高い本格珈琲を…。「珈琲と雑貨・赤い糸」で、ノスタルジーに浸る

肥後ジャーナル

【北区植木町】100年前の記憶!誰かの秘密が宿る机で、自家焙煎の香り高い本格珈琲を…。「珈琲と雑貨・赤い糸」で、ノスタルジーに浸る

こんにちは ライターのぎんじろうです。 今回は4月27日に移転オープンした「珈琲と雑貨・赤い糸」の紹介です。 4年前まで別の場所で営業をされていて、以前、店舗で焙煎体験をさせていただきました。その時の記事はこちら国道208号線沿いの田園風景がのどかな場所に現れる白い建物…穏やかな時間が過ごせそうな予感!

時を超えた物語が息づくアンティーク家具たち

扉を開けると、まず目に飛び込んでくるのは、時を重ねてきたアンティーク家具。

一つ一つがオーナーのセンスが光るこだわり抜かれたセレクトで、落ち着いた空間が広がっています。

こちらのテーブルは100年前に実際使われていたという、イギリスからやってきた古い学習机。

ペン置きやインク壺置きに「異国」を感じますね。 たくさんの小さな傷に、かつてこの机を使っていた子供を想像しちゃいます。 この机でお弁当を食べたりしたのでしょうか?

そして…見つける刻まれたMSの文字! もしやこれは誰かの想い人の名前ではないのか!? 授業中に掘ったの!? クリケットが上手な先輩の名前だったり!? あ~甘酸っぱい! 時を超えて届いた青春の香りに、妄想も膨らみキュンキュンしちゃいました。

そしてこちらは足踏みミシンが生まれ変わったテーブル。

私の祖母の家にもあった足踏みミシン。 ペダルを踏むのが面白くてよく遊んだ記憶があるんです。 ただ、ず~っと踏むだけ…「ベルトがダメになる!」って怒られたなぁ… ベルトが外されたミシンだったもの。意味もなく踏んでみるとカタカタと音と足に伝わる振動。 なんだか懐かしい気持ちがじんわりと湧いてきました。 入って右手にはハンドメイド品や雑貨のコーナー。

こちらもオーナーセレクトの雑貨が並びます。

鮮度にこだわった自家焙煎珈琲をFireKingの器で味わう

ついノスタルジーに浸ってしまいましたが、ここはこだわりの自家焙煎コーヒーが味わえるカフェです!

丁寧に一杯ずつハンドドリップ。「コーヒーは鮮度が命」という考えのもと、酸化が始まる一週間をめどに使い切れる分少量ずつ自家焙煎されています。

キラキラと美しい艶! この日は、桃の実と一緒に嫌気発酵され、フルーティーな香りの生豆を焙煎した豆がブレンドされたオリジナルブレンド。このオリジナルブレンドは週替わりで、香りなどのバランスを見ながらそれぞれの良いところを引き出すように3種の豆がブレンドされているそう。

そして、その温かいコーヒーが注がれるのは、ミルクガラスの優しい質感が魅力!根強いファンがいるFireKingのカップ。 どこか懐かしいその器が、居心地の良い雰囲気をさらに引き立てます。

こちらはアイスコーヒーとコーヒーゼリー。 ゼリーに仕上がっていても、きちんとコーヒーの味が伝わりました。ガラス食器もなんだか昭和チック。 甘めに食べたい方は、ミルクに練乳が混ぜられたクリームをたっぷりかけてどうぞ。

よんひきのこぶたさんの焼き菓子や、

チーズケーキなども一緒にいただくことができます。

黒板にチョークで書かれたメニューも素敵でした。

ゆったりとした時間を過ごしたい大人の隠れ家

「珈琲と雑貨・赤い糸」は、日常の喧騒を忘れ、 自分の時間を過ごしたい時にピッタリの場所でした。 さらにこちらでは今後、様々なワークショップも開催されるとの事。 人気だった焙煎体験なども企画していく予定だそうです。 Instagramに随時アップされていくとの事なので、要チェックですよ。 大人のための隠れ家のような場所「珈琲と雑貨・赤い糸」さん、ぜひ行ってみてください。

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