いつも誰かの“よろこびごと”に寄り添うお酒を造る 【御慶事】青木酒造‐茨城県
地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第276回目の当記事では、茨城県古河市(こがし)の青木酒造(あおきしゅぞう)を特集します。
古河の伝統を守り続ける家族経営の酒蔵
―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。
青木酒造は天保2年(1831年)十一代将軍家斉の時代に、茨城県西部渡良瀬川と利根川の交わる古河に創業しました。
現在では古河唯一の地酒を造る酒蔵として、小規模ながらも家族で営み、代々受け継いできた土地や伝統を守っています。
主要銘柄「御慶事」は三代目当主が大正天皇御成婚の折、皇室の繁栄と日本の国のますますの隆盛への願いを込めて「最高のよろこびごと」という意味で「御慶事」と命
名したものです。
―代表銘柄は?
「御慶事 純米吟醸 ひたち錦」
茨城県オリジナルの酒米「ひたち錦」を100%使用し、メロンの様な爽やかな香りとジューシーなお米の旨味・甘みが特徴です。
お薦めの飲み方: 良く冷やしてワイングラスで
―イチオシ商品はなんですか?
「御慶事 純米吟醸 雄町」
JAL国際・国内線ファーストクラス・ビジネスクラスの機内提供に選ばれたお酒。香り・旨味・酸味のバランスが非常に良い純米吟醸です。
地域貢献を目指す高品質な酒造り
―酒造りで心がけていることは?
茨城県産のお米や酵母を使用し、茨城県や地元古河市のまちづくりの一翼を担う意識を大切にしながら、日々高品質な酒造りが出来るよう努力」しています。
―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。
古河市は東京からも近く宇都宮線で1本という立地にあります。
また毎年春には古河公方公園にて約1000本の花桃を見ることが出来る「桃祭り」が開催されており沢山のお客様にお越し頂けます。
―最後に、読者へのメッセージをお願いします!
酒屋さんや飲食店さん・日本酒イベント等で「御慶事」をみかけましたら是非お味見してみてください!
今回ご紹介した酒蔵について
【茨城県】
青木酒造株式会社
茨城県古河市本町2-15-11
https://aokishuzou.co.jp/
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