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「2人目だし」という態度と育児に消極的な夫に怒り爆発!

たまひよONLINE

GeorgeRudy/gettyimages
4歳娘・1歳息子の子育てに奮闘しながら、フリーランスで仕事をしているママライターのTomomiです。2014年、2016年と2歳半差で妊娠出産を経験しましたが、1度目と2度目では、夫に対して感じた不満や感謝が随分と違ったなと感じる事があります。

待望の妊娠。とっても優しい心配性の夫の誕生


もちろん出産における環境や状況が違うというのもありますが、夫婦の関わり方や夫の子どもたちとの関わり方など、どんな風に変わっていったのかを比較してみたいと思います。

1人目の妊娠が分かったのは今から5年程前。長い妊活、1度の流産を経て待望の妊娠だった事もあり、夫は安定期に入るまではあまり喜びを表す事はなく、どちらかというと心配ばかりをしていた印象です。

重たいものを率先して持ってくれ、体に負担のかかる事への制止が厳しめだったのでとにかく安静に、ゆったりとしたマタニティ期を過ごしていました。

初期はひどいつわりに苦しむ私の様子に驚き、食べられそうなご飯を作ってくれたり、家事を手伝ってくれたりしました。健診後には赤ちゃんの様子が気になり、メールや電話で確認が入る事もありました。

“あれ?期待と違う…!”産後のパパの育児協力


1人目の娘の出産は里帰りを選択した事もあり、夫が新生児と過ごした時間は合計1週間程でした。1番大変な時期を目にする事なく生後1ヶ月を迎えてしまったからなのか、産後の不安定な私の気持ちや大変な子育てに少し無頓着で、娘のお世話には消極的でした。

私自身もあまり夫に頼る事なく、「何でも頑張り過ぎてしまったのが敗因か?」と思いますが、好きな”料理”は率先してやるけれど、それ以外の事はあまりせず、月の3分の1は出張でした。

お休みの日は家族サービスをしてくれ、子守もしてくれましたが、娘を夫に預けてフリータイムを貰えたのは、1歳半を過ぎてからでした。娘の寝かしつけもすぐに挫折してしまい、現在も4歳の娘はパパとは寝られません…。

「2人目だし」というパパの態度に苦しみ大爆発!


1人目の育児協力にやや疑問を抱きつつも、特に夫に改善してほしいと伝えることもなく、2人目の妊活をスタートしてしまい、結果、もの凄くつらく大変な第2子マタニティ期を送る事となったのでした。

子育ての楽しい所だけ選んでやっているように感じる夫に対し、私は妊娠初期の不調と娘のお世話で毎日疲れてイライラ。つらさを訴えても、「つわりだから仕方ないよね」というスタンス。娘がいて安静にできないし、本当なら1人目の時より助けてもらいたい状況でしたが、「2人目だし大丈夫だよね?」と、あまり心配や関心も持ってくれなくなったように感じ、不満は募っていました。

妊娠後期には安静指示がでてしまい、車の運転も家事も控える事態に。それでも娘の子育てに休みはなく、ついにドッカーンと大爆発した私は、これまでの夫の行動に怒りをぶつけました。

「もう少し気づかって…」伝わらない内心と本音


ようやく事態を重く受け止め、家事・育児の協力はしてくれたものの、血圧が高めと伝えても調理の塩分調整はせず、自分の食べたい味付けのご飯がでてきたり、片付かない家の中を見て泣ける日もありました。

最後は妊娠高血圧症候群になり、大変な出産でした。「“夫がもっと協力してくれていたら”“食事の塩分に気を付けてくれていたら”、こんな事にはならなかったのでは?」と内心本気で思っています…。
全てが夫のせいではないけれど、2歳のイヤイヤ期の娘と過ごす妊娠期間はそれ程つらく大変で、もう少し支えてほしかったという気持ちは強く残っています。

ようやく変わった。家族第一なパパへの進化


2人目は大変な出産劇となり、さらに私が産後パニック障害を患ったのをきっかけに、とても変わった夫。里帰り出産をしなかった事もあり、私の入院中に初めて娘と2人きりの時間を持ち、父娘の絆は少し深まったようでした。

さらに産後の眠れない日々を目の当たりにして、”出産とは精神的にも肉体的にも大変なのだ”と、ようやく実感してくれたようでした。まだまだ仕事人間な気質は変わらず、家の中ではスイッチオフになってしまう事も多いし、子育てに対して考えが及ばず、私から怒られる事も多いけれど、真剣に伝えた事は少しずつ受け止めてくれるようになりました。

二人目は、夫待望の男の子。時々娘との態度に格差がありすぎると注意する場面もある程息子を溺愛しています。赤ちゃんの頃に可愛がった甲斐があり、生後半年頃には、息子はいつでも抱っこしてくれるパパが大好きになり、パパっ子に成長。愛情を与えれば返ってくるという事も実感したようです。娘はママっ子で、「ママがいいー」が口癖。今は男女で分担ができて、とてもありがたいです。

わが家の場合、父親が子どもに父性を感じ、家族を第一に、子育てに取り組むには本当に時間がかかるのだと実感したこの5年。2人目の出産を経てようやく子どもの教育やしつけにも興味が出てきて、夫婦で意見し合う事も増えました。喧嘩をしながらも、こうやって子どものためを思って発言してくれているパパに嬉しさも感じています。4人家族になり、まだまだ未完成ですが、足りない部分を補い合いながら、我が家なりの家族の形を作っていけたらいいなと思います。

[Tomomi*プロフィール]
20歳で日本を飛び出しオーストラリアで就職。現地で出会った旦那を日本に連れ帰り、茶畑に囲まれたのどかな土地で一姫二太郎の育児に奮闘中!
趣味の“旅行”“フェス”“アウトドア”に子どもたちと行きたいと妄想しながら、現在は“パン作り”“園児が喜ぶお弁当作り”“手芸”に挑戦中の35歳、在宅ママライター。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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