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【伊東・Cafe Dining 703.】移住し半年で開業! 都会の騒がしさから解放されるカフェ

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静岡・伊東市においしい定食・スイーツが食べられるカフェがあります。川崎市から伊豆へ移住して半年の夫婦が始めたお店です。二人に開業するまでの経緯や、伊豆での暮らしについて聞きました。

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伊豆での開業を決めた理由

伊東市を代表する観光スポット「大室山」から徒歩10分ほどの場所に「Cafe Dining 703.」はあります。

店の主人・関根尚史さんは、以前は某メーカーで製品デザイナーの仕事をしていましたが、夫婦で伊豆へ移住して飲食店を開業することに。

Cafe Dining 703.の入口(伊東市富戸)

Cafe Dining 703.・関根尚史さん:
サラリーマンとして働いていたときからずっと、静かなところで暮らしつつ、人との温かいつながりが感じられる生活をしたいと考えていました。前職は好きだったのですが、向いていない管理職を任される前に、始めるなら今だ!と退職しました

移住先をいろいろ探しましたが、自然豊かで生活に必要なお店が近くにそろい、不便さを感じなかった伊東市に決めたそうです。

Cafe Dining 703.のオーナー・関根尚史さん

関根さんは退職後に調理専門学校へ通い調理師免許を取得。和・洋・中華料理をはじめ、ホテルやすし店など、さまざまな現場で料理の基礎を学びました。

Cafe Dining 703.のメニュー

Cafe Dining 703.では、ハンバーグやカレーライスといった、サラダ・スープ付きのカフェメニューが食べられます。

この日の「日替わり定食」はパスタかエビチャーハンかオムライス。

また洋食だけではなく、チャーハンやギョーザなど、ジャンルにとらわれないメニューを日々変えながら提供しています。何が食べられるのかはその日のお楽しみですよ。

オムライスランチ(1200円) 画像提供:山﨑 泰子さん

日替わり定食の一つ「オムライスランチ(1200円)」。サラダとコンソメスープが付いてきます。

ふわとろな卵が、ケチャップたっぷりのチキンライスの上に乗っており、見ただけで食欲をそそりますね。

フードメニューに付いてくるサラダには、朝市で購入した新鮮な野菜がふんだんに使われています。

ランチのサラダ (画像提供:山﨑 泰子さん)

デザートの「クレームブリュレ(500円)」は、濃厚なクレームブリュレに、新鮮で甘酸っぱいフルーツがよく合います。

ドリンクにはコーヒーやカフェラテ(500円 セットで300円)もあります。

クレームブリュレ(500円) 画像提供:山﨑 泰子さん

自然豊かな伊豆の移住生活と新鮮野菜

広い庭とテラス席があり、大きな窓が特徴的なこの場所は、もともとペンションでした。

建物を購入し、自分たちで清掃したり、業者へ依頼して修復したりして今の状態に仕上げたそうです。

テーブル席が3つとテラス席が2つ

緑をメインカラーとした店内は、日当たり抜群でとても居心地がいいです。

お庭に設けられたテラス席なら、ワンちゃん同伴でも食事ができます。

庭に来る鳥や動物を窓から眺める

窓からは暖かい日差しが差し込み、庭の木にはリスやメジロ、シジュウカラにウグイスが見られることも。

運がよければ、伊豆シャボテン動物公園からクジャクがお散歩に来ることもあるそうですよ。

ハート形の花壇は関根凌子さんの手作り

伊豆のような自然豊かな場所で育てる野菜は格別。窓から見える畑では、ラディッシュやサラダ菜などを育てているそうです。

凌子さんは「今後は地元で採れた野菜とともに自家製の野菜を使ったメニューを出すのもいいね」と話します。

キャベツとサラダ菜 奥にはナスの花が咲いています

食材の多くは、伊豆で採れたものを使っています。

毎週木・金曜日には、伊豆箱根鉄道・伊豆高原駅の近くで開催される朝市へ。

朝市で新鮮な野菜が買えるのは、移住生活ならではのぜいたくです。

移住してから開業までに大変だったことは?

伊東市での暮らしを満喫している二人。2024年に住民票を移して半年後にお店をオープンしました。

左)大室山にて初日の出 
右)小室山にて(画像提供:関根 凌子さん)

移住後、満員電車や都会の喧騒、慌ただしい日常から離れたおかげで、幸福感に満たされた日々が過ごせていると話す関根さん。

とはいえ、移住してから開業するまでに大変だったことがあるのではないでしょうか。

Cafe Dining 703.・関根尚史さん:
なかなかよい物件がなかったり理想を追求した結果、予想以上にお金がかかりました。けれど、伊東市は事業を始める人向けの助成制度がかなり充実していたので、開業資金のうちの何割かは負担してもらえました

左)関根尚史さん 右)関根凌子さん

また、伊東には移住してお店を開いた人が多いので、開店までに必要なことや便利なお店に道具などを、丁寧に教えてくれたそうです。

周りの人に支えられながら無事に開業できたことに対し、感謝の気持ちしかないと嬉しそうに語ってくれました。

大室山に「おはよう」で一日が始まる

毎朝、お店から見える大室山に「おはよ~!」と挨拶してから一日が始まるという二人。

「伊豆での生活を楽しみつつ、満足してもらえる料理を提供していきます」と意気込みを語ってくれました。

伊豆での暮らしについて聞きたい方は、お店のおいしい料理に舌鼓を打ちつつ、ぜひ関根さんに尋ねてみてください。

■店名 Cafe Dining 703.
■住所 静岡県伊東市富戸1317-647
※上記住所はGoogleマップで別の場所が表示されるため「Cafe Dining 703」 で検索を
■営業時間 11:00~18:00(L.O. 17:00)
      ※18:00~21:00 前日までに要予約
■定休 火・水
■問合せ 090-7310-7024
■駐車場 3台あり

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