東京湾から印旛沼までの川がつなぐ!全長30kmのあそびば「千葉うみさとライン」
東京湾から印旛沼までの水辺を「自然と暮らしが融合する大きな遊び場」に見立て、魅力発信する官民連携プロジェクト「千葉うみさとライン」。
2024年4月から本格始動しています!
約7年の構想を経て地域をつなぐ
このプロジェクトは東京湾から花見川、新川、印旛沼にかけての「うみ」と「さと」の風景が一つの川で緩やかにつながる自然豊かなエリアが舞台。
河川一帯を「千葉うみさとライン」と名付け、「ちばの、ちかばの、あそびば」をコンセプトに、うみさとラインで過ごす新しいライフスタイルを季節ごとに提案していきます。
人と地域がつながるコミュニティーづくり事業の(株)みなもや、独立行政法人都市再生機構、千葉市、佐倉市、八千代市などの行政、その他の賛同する民間事業者や地域の団体が知恵を出し合って協力。
春のリーフレットでは地域の人たちが花の開花をリレー形式で楽しめるように、2月後半は八千代市の河津桜、3月後半は千葉市のソメイヨシノ、5月は佐倉草ぶえの丘のローズフェスティバルと、広く長く春を満喫できる内容を掲載しました。
みなも代表の岩﨑肇さんは「市や町の垣根を越え点在する地域資源をつなぐことで、地域の人たちがうみさとのさまざまな顔に触れ、遊びや生活の場として豊かな時間を過ごしてくれたらうれしい」と話します。
わがまち意識を地域の資源に
7月上旬には夏のリーフレットが完成。
佐倉市、八千代市、千葉市の公共施設や学校などで配布されます。
花火大会やビーチフェスタ、クラフトビール、カヤック、印旛沼ダンボールイカダCUPなど、子どもから大人まで夏を存分に楽しめる内容が盛りだくさん。
岩﨑さんはうみさとラインの未来について「東京湾から印旛沼の先である利根川まで55km。エリアを広げながら、地域で活躍する人たちに焦点を当て、生きた情報を届けていきたい。居住者以外にも愛着を感じてもらいながら、地域全体でうみさとラインを育てていけたら」と話してくれました。(取材・執筆/紫みゆき)
千葉うみさとライン
ホームページ/https://www.chiba-umisato-line.jp/