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生クリームと本みりんを煮詰めるとキャラメルに?農林水産省のおすすめレシピを作ってみた

おたくま経済新聞

生クリームと本みりんを煮詰めるとキャラメルに?農林水産省のおすすめレシピを作ってみた

 農林水産省の公式Xが11月30日にキャラメルのレシピを公開していました。

 用意する材料は本みりんと生クリームだけ。たった2つでキャラメルが作れる……だと?普段お菓子作りをしない筆者ですが、これならば作れるのではと思い、早速材料を調達しました。

【完成:味はややみりんの風味が強め。】

■ 生クリームと本みりんを混ぜて煮詰めるだけ!本当にこれでキャラメルができるのか……

 用意したのは近所のスーパーで売っていた生クリームと本みりん。メーカーや種類などは特に考えず、一番安いものを選びました。

 用意する材料がシンプルなら、工程もシンプル。生クリームと本みりんを50CCずつフライパンに入れて弱火にかけます。これだけです。煮詰める時間は約10分。

 あとはフライパンの中身をヘラを使ってかき混ぜながら煮詰めていくだけ。1分ほどすると沸騰し、だんだんと液体の色が黄色っぽく変わっていきます。

 3分ほどでとろとろになり、7分経つと色味が黄色から茶色っぽく変化。液体の量も当初の半分ほどになります。

 10分たったら火を止めます。農林水産省の投稿でははっきりと茶色みが出るまで煮詰めていましたが、それだと「ほろ苦・やや固」になるとのことなので、筆者は気持ち早めに止めます。「甘め・柔らかめ」が好きなので。自分で味の加減が調整できるのが、手作りの醍醐味です。

 煮詰まった液体をクッキングシートを敷いた器に流し込みます。この時点でかなりキャラメルっぽい。液体は当初の四分の一程度の量にまで減っていました。

 あとは1時間程度冷蔵庫で冷ますだけ。簡単すぎる。これだけで本当にキャラメルができるのか……?嘘じゃないですよね……?

■ 見た目はキャラメル、食感もキャラメル、肝心の味は……?

 1時間後、冷蔵庫を開けると液体は見事冷えて固まっていました。形はまあブサイクですが、色はキャラメル!すごい!

 包丁をいれるとすぅっと入っていきます。柔らかいです。

 そして肝心の味は……キャラメル……か?

 食感はキャラメルです。生キャラメル、というのが正しいでしょうか。滑らかな口当たりで、噛んでも歯にはくっつかず、舌の上で溶けていきます。上品なお菓子屋さんの生キャラメルです。食感は。

 味もキャラメルっぽくはあるのですが、みりんの風味、といいますかお酒の香りがやや強めに出ています。なので「わーいキャラメルだー!」と思って食べると、少し肩透かしを食らうかもしれません。

 ただあまりキャラメルを意識しすぎず食べれば、これはこれで美味しいお菓子であることは間違いありません。

 何より一番のいいところは簡単なこと!生クリームとみりんを1:1で混ぜ、煮詰め、冷やす。これだけです。包丁も必要ないので、親子で休日に作ってみたりすると、楽しいのではないでしょうか。

<参考・引用>
農林水産省公式X(@MAFF_JAPAN)

(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024120504.html

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