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春の高校バレー県予選特集 男子 注目選手とライバルたち(1) 【大分県】

オー!エス!OITA

写真/オー!エス!OITA SPORTS

 高校生バレーボーラーたちの憧れの舞台である春の高校バレー。今週末から始まる決戦を前に、大会を盛り上げる注目選手たちを紹介するとともに、彼らのライバルや対戦したい相手を聞いた。

 

 

ミドルブロッカー 城井陽多(大分工業3年)

2006年6月21日生まれ、178cm、70kg、緒方中学校出身(豊後大野市)

 真面目一徹なミドルブロッカー。どんな場面でも決して諦めることなく、「どう飛んだら良いのか」「指の形はどうするべきか」などを最後の最後まで考えた粘りと意地で勝利を呼び寄せる力がある。真面目過ぎるが故に気負いすぎて、「もう少し力を抜け」と言われることもあるが、バレーに対する姿勢は後輩の良い見本になっている。春の高校バレー県予選には「自分に任された役目をしっかり果たすために、今まで練習してきたことを全て出し切りたい。スパイク、ブロックなど会場がどよめくようなプレーができたら」と強い責任感を持って臨む。

 

気になる選手

ミドルブロッカー 上野樹希(大分南3年)

 高さとパワーがあり、自分が目標にしているミドルブロッカー。通学で利用する駅がたまたま一緒で、そこで仲良くなった。友達だからこそ負けたくないという気持ちが強い。

 

 

 

ミドルブロッカー 上野樹希(大分南3年)

2007年1月17日生まれ、183cm、86kg、日出中学校出身

 チームの中核を担う選手の一人。試合では高さとパワーを武器に攻守で活躍する。全国高校総体ではエースの水田凰雅(3年)と共に予選グループ突破に貢献した。柿原茂徳監督は「頼りになる存在」と大きな信頼を寄せている。春の高校バレー県予選に向け「県高校総体では大分工業に負けて悔しい思いをした。そのリベンジを果たしたい。自分の強みはスパイク、サーブ、ブロックなど高さとパワーを武器にゴリ押しできるところ。チームに貢献して3-0で勝つ」と気合十分。

 

気になる選手

アウトサイドヒッター 糸長泰慎(鶴崎工業3年)

 小・中学校で一緒にバレーをやっていた仲間。オールラウンダーでスパイクのコースの狙い打ち、ブロックアウトなど何でもできる。見習いたいところがたくさんある。

 

 

 

ミドルブロッカー 佐藤亮介(別府鶴見丘2年)

2007年9月20日生まれ、184cm、73kg、挾間中学校出身(由布市)

 チームを支える2年生エース。中学時代は全国都道府県対抗中学大会の県選抜メンバーに選ばれた実力の持ち主で、ブロックが何枚付いても高い打点から打ち抜く。国スポ九州ブロックにも出場しており、「高いレベルでもまれた選手。その経験を生かしてほしい」と舞裕太監督の期待も大きい。普段は真面目でおとなしい性格だが、春の高校バレー県予選へ向け「自分が一番点を決めて、チームの雰囲気を盛り上げたい。一人残ってくれたキャプテンのためにも絶対負けられない」と静かな闘志を燃やしている。

 

気になる選手

ミドルブロッカー 芦谷稔(大分南2年)

 県選抜で同じチームだった。それまでミドルブロッカー未経験だったので、いろいろ教えてもらった師匠のような存在。クイックの打ち分け、ブロックのかわし方など技術力がすごい。今はネットを挟んで戦う同じポジションのライバル。負けたくない。

 

 

(甲斐理恵)

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