吉祥寺で人気のたい焼き屋5選。食べ歩きにおすすめのお店を徹底レポート
人気店が集まる!吉祥寺はたい焼き好きにおすすめのエリア
吉祥寺は、たい焼き好きにはたまらないエリア。週に一度しか出会えないたい焼きや、唯一無二の生地の食感が楽しめるたい焼きなど、個性豊かなたい焼きに出会えます。たい焼きは吉祥寺の隠れた名物グルメ。ワンハンドで食べられて食べ歩きにもぴったりです。
この記事では、吉祥寺で人気のたい焼き屋さんを5店舗ご紹介します。どのお店も行列ができる人気店!お気に入りのたい焼き屋さんを探すときの参考にしてみてください。
ご紹介するたい焼き屋さん
鯛焼きのよしかわ……土曜日だけの味。火で焼く香ばしいたい焼きにファンが続出
たいやき そら……かき氷屋さんがたい焼き屋さんに!薄皮のサクもち食感がクセになる
有職たい菓子本舗・天音……ハーモニカ横丁の行列店。パリパリの「羽根鯛」が大人気
鳴門鯛焼本舗 吉祥寺駅前店……小ぶりでサクサク!職人技が光る一丁焼きの“天然たいやき”
横浜くりこ庵 吉祥寺店……食べ応え抜群!分厚い生地のしっとりボリューミーな1匹
1. 「鯛焼きのよしかわ」土曜日だけ食べられる絶品たい焼き
焼きたて熱々のたい焼きを食べたいときは「鯛焼きのよしかわ」がおすすめ。ライトブルーが印象的な年代物のハイエースで移動販売をしているたいやき屋さんです。たい焼きを火で焼いている様子は一見の価値がありますよ。
お店があるのは、吉祥寺駅から8分ほど歩いたところ。勝又木材ひろばで営業しています。吉祥寺での営業は毎週土曜日のみ。一丁焼きで時間を掛けて1匹ずつ焼くため、当日に店頭で予約販売となることが珍しくありません。待ち時間なくたい焼きを食べたい方は、営業開始直後の来店を狙いましょう。
鯛焼き
鯛焼きのよしかわのたい焼きは、薄くパリパリとした皮に溢れんばかりの粒あんを詰めた贅沢な天然ものです。火で皮に焦げ目を付けているのが特徴のひとつ。食欲をそそる香ばしいたい焼きは、鯛焼きのよしかわならではの味です。
あんこは尻尾までパンパンに詰まっています。トロトロで熱々のあんこは、卵や乳製品を使用していないほどよい甘さのやさしい味付けです。香ばしい皮との組み合わせによって個性豊かな味を生み出しています。お腹が空いているときは「お餅入り」もおすすめ。鯛焼きのよしかわのたい焼きはとっても熱いので、やけどに注意してくださいね。
おすすめポイント
焼きたて熱々のたい焼きが食べられる
焦げ目の香ばしさとやさしいあんこの組み合わせが絶品
行列ができる吉祥寺の超人気店
2. 「たいやき そら」人気かき氷屋さんの冬の味
もともと東美教会で営業していた「たい焼き屋台 そら」が、2014年に奥中道の通りにオープンしたのが「たいやき そら」です。たいやき そらは、吉祥寺で予約困難な大人気のかき氷屋さんのイメージがありますが、秋~冬は毎週土日にたい焼き屋さんとして営業しています。たい焼きの販売時期は、Instagramでチェックしましょう。
店内にはカウンター席を完備。店内でたい焼きをイートインできるたい焼き屋さんは、吉祥寺では「たいやき そら」だけ。散策の休憩がてら、天然もののたい焼きやかき氷を食べにふらっと立ち寄れます。
粒あんたいやき
たいやき そらのたい焼きは、皮好きにおすすめしたい1匹。丁寧に焼かれた皮は外側はサクッ、歯を入れるともちっとした食感です。とても薄い皮なので、上質なあんこの味をダイレクトに感じられます。あんこは北海道産小豆を使用。計り売りもしていて自宅用にもおすすめです。
イートインでは、ドリンクやお団子とのセットメニューを注文できます。お団子も人気のメニューです。ぜひ人気店の味をセットで味わってみてください。
おすすめポイント
大人気のかき氷屋さんが販売する天然もののたい焼き
サクもち食感の薄い皮がおいしい
イートインができて散策の休憩におすすめ
3. 「有職たい菓子本舗・天音」行列必至の羽根付き“たい菓子”
「有職たい菓子本舗・天音」は、吉祥寺のたい焼き屋さんを象徴する人気店。吉祥寺駅北口にあるハーモニカ横丁で、連日長い行列を作っています。たい焼きではなく“たい菓子”としているのは、冷めてもおいしいお菓子をテーマにたい焼きを作っているため。食べ歩きはもちろん、持ち帰って食べても、温めずにそのままおいしくいただけます。
たい焼きの味は、定番の粒あんのほか、カスタードや黒ごまなど期間限定のものが数種類。期間限定商品はお昼過ぎには売り切れてしまいます。早めの来店がおすすめです。
羽根鯛
「羽根鯛」は、360度囲っている羽根がインパクト大のたい焼きです。羽根の部分は最中のように軽いパリパリ食感、魚の部分はやや厚めの皮でもちっと食感になっていて、ひとつのたい焼きでふたつの食感を楽しめます。あんこは黒糖を使用したコクのある味。小豆の粒が残る適度な固さのあんこがたっぷりと詰まっていて食べ応え抜群です!
ちなみにお店で使用されている鋳型は、64年の東京オリンピックで聖火台を作った職人が製造した特注もの。コンセプト・味・道具に至るまで、こだわりが感じられますね。
おすすめポイント
あえて羽根を残した珍しいスタイルのたい焼き
食べログ 和菓子・甘味処 TOKYO 百名店 2023に選出された人気店
冷めてもおいしいからお土産や手土産にもおすすめ
4. 「鳴門鯛焼本舗 吉祥寺駅前店」見た目が美しい“天然たいやき”
鳴門鯛焼本舗は、全国に59店舗(2025年2月現在)あるチェーン店です。「鳴門鯛焼本舗 吉祥寺駅前店」があるのは、道路に面したハーモニカ横丁の入り口近くのところ。一丁焼きのおいしい“天然たいやき”を気軽に購入できると連日たくさんのお客さんで賑わっています。有料のオリジナル化粧箱があるので、まとめ買いや手土産におすすめです。
定番のたい焼きは「十勝産あずき」「鳴門金時いも」「プレミムカスタード」の3種類。人気アニメやドラマなどとのコラボレーションが多く、口コミでも高い評価を獲得しています。
天然たいやき 十勝産あずき
羽根をきれいに取った美しく小ぶりな魚形が印象的なたい焼きです。皮は固く焼かれていて、鳴門鯛焼本舗らしいさっくりとした食感を楽しめます。1匹330円という値段は、吉祥寺のたい焼きとしては高額ですが、食べたら納得のおいしさです。小豆の粒がしっかりと残った香り高い上品なあんこは、高級な和菓子に通じるものがあります。
テイクアウト用の袋に、温め方の解説がイラスト付きで描かれていてとっても親切。冷めたたい焼きを、焼きたてのようにおいしく温められます。
おすすめポイント
羽根をきれいに取った美しい魚形のたい焼き
まとめ買いや手土産にうれしい!化粧箱を購入できる
吉祥寺駅前にお店があるから行き帰りに立ち寄りやすい
5. 「横浜くりこ庵 吉祥寺店」ふっくら分厚いたい焼き
あんこ以外のたい焼きが食べたいときにイチオシなのが「横浜くりこ庵 吉祥寺店」です。あんこやクリームといった定番メニューに加えて季節商品も多く、常時6~8種類、年間数十種類のたい焼きを販売。和から洋、季節感のあるものまでバラエティに富んだたい焼きがあるので、老若男女問わず好みの味を見つけられます。
横浜くりこ庵 吉祥寺店があるのは、「吉祥寺ダイヤ街」で丸メンチカツを販売している有名店「吉祥寺さとう」のすぐ近く。活気のある商店街に面しているので、食事やショッピングの前後にたい焼きを購入できますよ。
小倉あん
「小倉あん」は、しっかりとした生地であんこを包んだ大きな1匹。はじめて横浜くりこ庵のたい焼きを購入する方は、ずっしりとした重さに驚くはず。分厚い生地は、ホットケーキのようでとってもおいしいです。あんこは、吉祥寺のたい焼きのなかでは甘めに作られています。甘いもの好きな方にぴったり♪
くりこ庵のたい焼きは、一般的なたい焼きと比べて大きくしっかりとお腹にたまります。食べ歩きだけでなく、おやつや軽食にもおすすめです。
おすすめポイント
常時6~8種類のたい焼きを販売している
ホットケーキのように分厚くふんわりとした生地
吉祥寺で随一のボリューミーなたい焼き
吉祥寺の食べ歩きグルメはたい焼きで決まり!
吉祥寺は、たい焼きの名店と人気チェーン店が集まるエリアです。見た目も味も食感も違う個性豊かなたい焼きに出会えます。たい焼き巡りをするなら吉祥寺駅北口がおすすめ!この記事でご紹介したたい焼き屋さんを徒歩でスムーズに回れますよ。
商店街や商業施設、ハーモニカ横丁など、活気のあるおでかけスポットがたくさんある吉祥寺。温かくて甘いたい焼きをお供に散策を楽しんでみてください。
※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
ライター:大橋とおる(ペヤング好きのグルメ・トラベルライター)