企業活動継続への深刻な影響懸念 渇水で上越商議所が緊急要望「断水告知は早めに」
上越商工会議所は2025年7月28日、渇水で来月にも断水を想定している上越市に対して、緊急要望を行った。断水が実施された場合、企業の事業継続に深刻な影響が出るとして、実施する場合には早めに告知することなどを求めた。
製造業や飲食業などから懸念の声が高まっているとして、高橋信雄会頭が市役所に小田基史副市長を訪ね、要望した。断水回避に最大限取り組むことを求め、実施する場合の早めの告知と、休業や操業短縮を余儀なくされる事業者への支援措置などを求めた。
《画像：企業活動への影響について話す高橋会頭（左から2人目）》
高橋会頭は「水を大量に使う製造業や飲食業などでは死活問題だ。断水を実施する場合はできるだけ早く告知してほしい。すでに納期を約束しているケースもあり準備が必要だ」などと話した。小田副市長は「ガス水道局が水源確保に懸命に取り組んでいて、ここ数日が正念場だ。できるだけ早く情報提供する」などと答えた。
