釣った魚で作る「焼き物」レシピ:ハンサコの網焼き バターしょう油が決め手
夏が旬のハンサコ(イサキの若魚)。脂が少ないためか、煮物・焼き物に向いている。今回は「ハンサコの網焼き」を紹介。風味付けにバターをプラスすると、成魚に近い味になる。
ハンサコとは
ハンサコとはイサキの若魚のことで、大分県や宮崎県を中心に使われる地方名。縞が残った20cm前後のものをいい、麦が枯れるころ(6月ごろ)によく釣れる。若い釣り人の間ではウリボーとも呼ぶ。
下処理
持ち帰ったハンサコは下処理。まずはウロコを剥いでエラとワタをとり、腹側をしっかり水洗いする。
専用のアルミホイル
下処理後は魚に切り目を入れて軽く塩を振る。これを網に乗せて焼くのが一般的な「網焼き」だが、どうしても皮が網にくっついてしまう。そこで専用のアルミホイルを使用。これだと失敗せず、上手く焼ける。
中火でじっくり焼く
グリルで焼くこと数分、表面に少し焦げ目が付いたら、魚をひっくり返す。そしてもう片面も焼いていく。中火でじっくり焼くのがコツ。
風味豊か
魚が焼き上がったら皿に盛り、少量のバターをのせてしょう油を3~4滴垂らせば完成。工程も少なく、調理もラク。風味豊かな日本人好みの味になる。
<松田正記/TSURINEWSライター>